●本授業の目的およびねらい
「セミナーのテーマ:生命科学がもたらす近未来」 21世紀は生命の時代と言われています.遺伝情報を司るゲノムを解読する技術は格段に進歩し,個人のゲノムも数日で解析可能, iPS細胞やゲノム編集のようなめざましい研究成果も知られています.その一方で遺伝子操作された農作物の安全性やクローン技術の倫理性について,様々な議論がされています.ここでは現代生物学についてグループ調査を行い,可能性と問題点について掘り下げ,近未来を予測した作品として表現してもらいます(スライド,短いSF小説など).
|
●履修条件あるいは関連する科目等
生命に関心のある人.高校での生物の履修は問いません.
|
●授業内容
授業全体の内容と流れは下記の通りですが,学生が自主的に活動,調査し,結果をまとめていくことを尊重します.また,他の学生の調査結果や発表に主体的に反応し,質問,議論をしていく姿勢を育みたいと思っています.最後には発表会を行いますが,その間のスケジュールは様子をみてフレキシブルに対応する予定です. 1)セミナーのねらい 2)自己紹介 3)遺伝の仕組み(分子遺伝学の基礎の基礎) 4)テーマについての個人レポート 5)グループ決め 6)文献,インターネットによる調査 7)調査結果発表会 8)作品の制作(参考DVD鑑賞) 9)作品最終発表会
|
●成績評価の方法
自主的,積極的に活動,調査し,質疑応答,議論に加わり,自分の考えを自分の言葉で表現する学生を評価したいと思います.
|
●教科書
|
●参考書
iPS細胞 世紀の発見が医療を変える(平凡社新書)八代嘉美 ヒトゲノム―解読から応用・人間理解へ(岩波新書)榊佳之 ゲノム編集とは何か(講談社現代新書)小林雅一 ハーモニー(早川書房)伊藤計劃
|
●注意事項
少人数の参加型授業なので,原則全授業に出席してください.やむを得ず欠席の場合は教員に前もって連絡すること.
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
|