●本授業の目的およびねらい
「超電導は電気抵抗がゼロになること」,「超電導で磁気浮上列車ができる」など,「超電導」に関してある程度の知識を持っている学生は少なからずいると思われる.超電導が「物理現象」として発見されてから既に100年が経過している中,超電導は「物理現象」から「工学技術」に移行しつつある.本セミナーでは,講義と実習を通じて超電導に関する知識・理解を深め,超電導の「工学技術」としての可能性を調査・討論・発表する力を修得する.
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●履修条件あるいは関連する科目等
本テーマに興味を持ち,問題意識を持って主体的に参加できること 他者の意見を聞き,グループ作業が可能なこと
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●授業内容
1.講義 超電導の歴史・・・物理現象から工学技術へ 超電導の基礎と応用・・・電力・エネルギー,環境,運輸,エレクトロニクス,医療など
2.実習 液体窒素・・・-196℃の世界,電気抵抗ゼロの体験 クエンチ・・・超電導の限界(臨界)→何が起こるか?
3.調査 超電導の歴史・基礎に関する調査・・・図書館での文献調査,など 超電導の応用に関する調査・・・・インターネットによる検索,など
4.討論 調査内容・方法・・・グループ内での分担・共同作業 超電導の工学技術としての可能性・・・グループ内での討論
5.発表 調査内容のまとめ・・・グループ内での分担・共同作業 調査内容の発表・・・・PowerPointによるプレゼンテーション・他の学生との討論
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●成績評価の方法
努力・意欲,発表能力・内容,討論への参加,レポート(各25%) 履修取り下げ制度を採用する
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●教科書
使用しない 必要があれば,適宜紹介またはプリントを配布する
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●参考書
セミナー中に適宜紹介する
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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