●本授業の目的およびねらい
【セミナーのテーマ:社会の問題を法的な観点から見る】皆さんは、日ごろ新聞やニュースでいろいろな「社会問題」を目にすると思います。それらを見て、家族や友人と意見を交換することもあるでしょう。このセミナーでは、そのような意見交換を、「法的な観点から」行ってみようというものです。私たちの生活の多くは何らかの形で法律によって支えられ、あるいは規制されています。したがって、法的な観点から見てみることは、社会問題の別の側面を知ることとなります。テーマ自体は何の変哲もないものであるとしても、新しい世界をのぞくことができるでしょう。
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●履修条件あるいは関連する科目等
法律に関する前提知識は不要です。むしろ、知りたい、考えてみたいという好奇心があることが重要です。
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●授業内容
新聞やニュースで見かける社会の問題について、法的な観点から、一歩踏み込んでみんなで考えます。進め方としては、以下のようなテーマについて、毎回担当者に報告してもらい、それを素材として全員で議論をします。これまで分かっていたと思っていたことが実は十分に理解できていないことが分かったという体験、当然と思っていたことについて別の考え方もあるのだという体験を、たくさんして欲しいと思います。
(扱う予定のテーマ) ・裁判はみんなで決めるべきか? ・不倫をした配偶者から離婚を求めることができるか? ・本当の親は産みの親か育ての親か? ・表現の自由はどこまで許されるのか? ・不平等をなくすための区別は許されるのか? ・過労自殺 ・結婚の形は自由に決めてよいか?(同性婚、夫婦別姓) ・代理母は許されるか? ・認知症のおじいちゃんが事故を起こしたら、家族は責任を負うのか? ※これらのテーマは予定であり、変更することがあります。
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●成績評価の方法
出席(50%)、報告(30%)、参加態度(20%) 履修取下げ制度は採用しません。5回以上の欠席はFとします。無断欠席は、事前に連絡できないような事情のない限り直ちにFとします。
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●教科書
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●参考書
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●注意事項
無断欠席は、事前に連絡できないような事情のない限り直ちにFとしますので注意してください。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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