2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190032219

●科目区分
全学教養科目

●科目名
特別講義(日本語教育実践入門)
●主担当教員名
徳弘 康代

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
火・2
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

日本語教育(日本語を外国語としてどのように教えるか)について実際の授業に参加しながら学びます。また、日本語教育の知識の獲得だけでなく、日本人学生と留学生の交流により、異文化理解を進め、グローバル人材としての基礎力を身につけることを目的とします。

●履修条件あるいは関連する科目等

1.1限に週1回以上の空き時間がありG30の「総合日本語・日本語セミナー」(月~金1限)の授業が見学できること。見学は月曜か木曜が望ましい。水曜のみは不可。
2.日本語を母語とする人、あるいは母語と同様に正確な日本語が話せる人であること。

●授業内容

「日本語教育実践入門」では、どのように日本語を教えるかを講義し、学んでもらうだけでなく、履修者にはG30の日本語科目(総合日本語・日本語セミナー)に何回か参加してもらいます。そこで、教師が日本語を教えているところを見学し、G30の留学生たちの日本語会話の相手をし、日本語がほとんど話せない留学生の質問には英語日本語交じりで答えるという活動をしてもらいます。日本人学生と留学生の交流により、異文化理解を進め、グローバル人材としての基礎力を身につけていくこともこの講義の目的のひとつです。
<講義内容>
1.外国語として日本語を教えるということ(国語教育との違い、様々な教授法の紹介等)
2.授業の進め方(第1日目の授業:自己紹介、「~は~です」「こそあど」等)
3.形容詞・動詞の指導の概説
4.教案の書き方(「ます形」の導入を例に)
5.漢字の教え方(漢字圏、非漢字圏別の指導のポイント)
6.教科書『大地』を用いた指導 (L12まで)
7.「て形・た形」の指導
8.「辞書形・ない形」連体修飾の指導
9.自動詞・他動詞の知識の必要性と指導法
10.「受身形・使役形」の指導
11.「と・ば・たら・なら」条件節の指導
12.敬語の指導
13.助詞及び助詞相当語について
14.中上級の教え方
15.テスト(教案作成・発表)


●成績評価の方法

出席30%、見学及び授業への貢献度50%、テスト(教案作成・発表)20%

●教科書

授業中に教材を配付します。

●参考書

『日本語初級1,2 大地 メインテキスト』 『日本語初級1,2大地 文型説明と翻訳<英語版>』スリーエーネットワーク

●注意事項



●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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