●本授業の目的およびねらい
バイオテクノロジーは、生物がもつ多様な機能を開発し利用することによって、人の生活に役立てる技術を指す。本講義では、古典的発酵食品から現在の遺伝子組み換えを利用した技術までを学ぶとともに、その基本となる遺伝子工学、細胞工学、発生工学など、バイオテクノロジーの原理を理解する。このことにより学術的知識の探究のプロセスとその面白さを体験する。さらに、バイオテクノロジーを巡る社会的受容(public acceptance)等の問題についても考えるきっかけとし、単なる知識の詰め込みではなく現在暮らしている社会状況を理解したり判断したりする能力を身につける。
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●履修条件あるいは関連する科目等
生物学基礎I
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●授業内容
本講義では、以下の内容を3名の教員が分担して解説する
1.バイオテクノロジーの世界 2.バイオテクノロジーのための生物学と微生物学 3.バイオテクノロジーのための遺伝子科学 4.遺伝子工学、細胞工学、発生工学の原理と方法 5.微生物におけるバイオテクノロジー 6.植物におけるバイオテクノロジー 7.動物におけるバイオテクノロジー 8. 期末試験
担当教員: 上口 美弥子(生物機能開発利用研究センター) 松岡 信(生物機能開発利用研究センター) 松田 幹 (生命農学研究科応用生命化学講座)
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●成績評価の方法
・履修取り下げ制度を採用する。 ・定期試験を受験しない者は「欠席」とする。 ・試験・講義出欠など総合的な学習状況により判断する。
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●教科書
直接教材としては、講義資料を配布する。
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●参考書
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●注意事項
特になし
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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