●本授業の目的およびねらい
視覚論,ヴィジュアルリテラシーをテーマに講義と制作をおこなう.視覚に関わる知見を得るとともに,デザインについて理解し,ヴィジュアルコミュニケーションの課題制作を通してその力を獲得する.
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●履修条件あるいは関連する科目等
全学教養科目のうち芸術系の講義(現代芸術論,表象芸術論,音楽芸術論,芸術と人間精神)をあわせて履修すると,より複眼的な理解が得られる.
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●授業内容
ヴィジュアルリテラシーとは,視覚を通してメッセージを受けとめ,理解し,そしてつくる力のことをいう.この授業では,理系の学生に必要と考えられるヴィジュアルリテラシーを,さまざまな研究分野を背景に3人の教員がそれぞれの視点から講義し,また実習課題をおこなう.
1.情報学の立場から,見るとはどういうことか,について考える 2.ヴィジュアルリテラシーとは何か,そこで獲得される力は何に役立つのか 3.デザインはどのように現象や概念をヴィジュアライズし,伝達するのか 4.見る力を実践的に身につける
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●成績評価の方法
レポート(複数回)と実習の提出物および出席点
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●教科書
『ヴィジュアルリテラシー スタディズ』(予定)
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●参考書
『あたらしい美学をつくる』みすず書房 『イメージ・リテラシー工場―フランスの新しい美術鑑賞法』フィルムアート社 『情報デザインベイシクス』ユニテ
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●注意事項
見ることに関心のある人,アートやデザインに興味がある人を歓迎する.展覧会あるいは講演会に行き,それについてのレポート提出をもとめる.また実習課題をおこなうので,必ず提出すること.なおこの授業は, 秋庭史典・水内智英・茂登山清文の3名の教員で担当する.
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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