2019年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20190023309

●科目区分
文系教養科目

●科目名
映像とメディア・リテラシー
●主担当教員名
後藤 明史

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
水・3
●対象学部
文系



●本授業の目的およびねらい

本講義では映像を中心としたメディアについて,情報社会学の観点から概説するとともに,ビデオ制作実習を行います。ビデオ作品の制作を通して,メディア制作の実際を学び,自己表現の手段としての映像メディア・リテラシーの獲得を目指します。

●履修条件あるいは関連する科目等

作品制作のため授業時間外の活動が必要となりますので,承知の上受講してください。秋学期金曜日5時限に開講される全学教養科目(メ〜テレによる特別講義)の受講もお勧めします。

●授業内容

簡単なビデオ作品を制作できるように以下の基礎知識を身につけるとともに,簡単なビデオ作品を制作します。
1.映像とメディア
1.1 メディアの歴史
1.2 メディアのビジネスモデル
1.3 新しいメディア
2.ビデオ制作の理論
2.1   撮影
2.1.1 カメラワーク
2.1.2 スタジオ撮影とロケーション
2.2   音声
2.2.1 音声の役割と効果
2.2.2 ナレーション,BGMの入れ方
2.3   編集
2.3.1 編集の意義
2.3.2 編集のテクニック
2.3.3 特殊効果
3.ビデオ制作の実際
3.1 企画と役割分担
3.2 制作の手順


●成績評価の方法

履修取り下げ制度を採用します。ビデオ作品の制作を課題とし、グループ・プロジ ェクトへの参加貢献度、作品の完成度で評価します。

●教科書

使用しません。

●参考書

吉見俊哉著「メディア文化論 --メディアを学ぶ人のための15話 改訂版 」(有斐閣アルマ)
その他必要に応じて授業で紹介します。

●注意事項

25名程度の受講制限を行います。


●本授業に関する参照Webページ

https://media.itc.nagoya-u.ac.jp/members/goto/class/nuilas.html

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

やらせ、フェイクニュース、ステマなど、メディアはかつてない不信にさらされています。そういった中で、自分なりに信頼できると判断する基準らしきものを、この講義を通じて、映像制作の過程を体験して身につけてもらえればと思います。


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