●本授業の目的およびねらい
西洋近現代美術を鑑賞するために必要な知識やスキルの習得を目的とします。美術作品がどのような時代背景の中で制作され、受容されたのか、といった問題についても理解を深めます。社会や文化に向き合うための総合的な判断力と思考力を培うための一助になればと思います。
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●履修条件あるいは関連する科目等
芸術文化に多少でも関心がある方であれば特に条件はありません。
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●授業内容
ルネサンス以降の西洋近現代美術の名作を毎回1点を取り上げ詳しい分析を試みるととともに、各作品と関連する諸問題、諸動向についても理解を深めます。
① 河原温「日付絵画」:アート、芸術家 ② レオナルド・ダ・ヴィンチ《モナ・リザ》:肖像画、油彩画 ③ ミケランジェロ《アダムの創造》:聖書、素描 ④ ブリューゲル《雪中の狩人》:民衆文化、風景画 ⑤ ベルニーニ《アポロとダフネ》:神話、彫刻 ⑥ レンブラント《夜警》:明暗法、感情表現 ⑦ ヴァトー《シテール島の巡礼》:宮廷文化、美術アカデミー ⑧ ドラクロワ《民衆を導く自由の女神》:歴史、寓意 ⑨ モネ《日傘をさす女性》:市民社会、科学 ⑩ ゴッホ《ひまわり》:静物画、表出 ⑪ ピカソ《ゲルニカ》:戦争、造形 ⑫ ダリ《記憶の固執》:幻想、アウトサイダーアート ⑬ ポロック《ナンバー31》:身体、物質 ⑭ ウォーホル《マリリン・モンロー》:大衆社会、版画・写真 ⑮ 授業の総括
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●成績評価の方法
授業への取り組み(コメントペーパーの内容を含む) 30% 期末試験 70% ※中間課題を課す場合がある
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●教科書
特に指定しない。
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●参考書
『世界美術大全集』全28巻、小学館;『西洋美術の歴史』全8巻、中央公論新社;『西洋絵画の歴史』全3巻、小学館101ビジュアル新書;木村三郎『西洋近代絵画の見方・学び方』左右社;三浦篤『まなざしのレッスン』(全2巻)東京大学出版会;ホール『西洋美術解読事典』河出書房新社;高橋裕子『西洋美術のことば案内』小学館、など。
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●注意事項
できるだけ美術館、博物館を訪れ、実作品に触れる機会を持つようにしてください(愛知県美術館、名古屋市美術館、豊田市美術館、豊橋市美術博物館、ヤマザキマザック美術館、メナード美術館、岐阜県美術館、三重県立美術館、静岡県立美術館、国立西洋美術館など)。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
本授業ではNUCTを活用しますので、参照ください。
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