●本授業の目的およびねらい
本講義では,ニュートン力学をもとに相対運動,角運動量,質点系・剛体の運動について学ぶ.本講義により,古典力学の歴史,基本概念と手法について理解を深め,機械系分野を学ぶための基礎学力を養う.
|
●履修条件あるいは関連する科目等
特になし
|
●授業内容
1.運動方程式の変換 座標変換,運動方程式の自然座標表示・極座標表示について学ぶ. 2.相対運動 慣性系に対して加速度を持って並進運動する座標系,一定の角速度で回転する座標系について,見かけの力(遠心力,コリオリ力)を用いた運動方程式の表示方法を学ぶ. 3.質点系の運動 質点系における重心の運動方程式,角運動量について学ぶ 4.剛体のつりあいと運動 剛体運動の自由度,剛体のつりあい条件と回転の運動方程式について学ぶ. 5.剛体の平面運動 剛体運動のうち,平面運動について学ぶ. 6.固定点まわりの剛体の回転運動 オイラーの運動方程式,慣性楕円体をもとに,剛体の空間運動を学ぶ.
|
●成績評価の方法
・筆記試験(中間,期末)とレポートにより評価する. ・履修取り下げ制度を採用する.
|
●教科書
原島鮮著「力学I-質点・剛体の力学-」 裳華房 ISBN: 978-4785320119
|
●参考書
藤原邦男 著「物理学序論としての力学」東京大学出版会 ISBN: 978-4130620710 小出昭一郎 著「力学」岩波書店 ISBN: 978-4000077415
|
●注意事項
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
|