●本授業の目的およびねらい
本講義の目的およびねらいは以下の3点です。 1. 国際関係への関心を高め、関連する新聞記事や資料を受講前よりも深く読む。 2. 国際関係(および世の中のできごと)の分析能力を養う。 3. グループ・ディスカッションに慣れる。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
真面目に受講したい学生の邪魔をしないこと。とくに、私語は厳禁です。ただし、ディスカッションの時間には大いに議論して下さい。
|
●授業内容
日本を取り巻く国際政治環境については、皆さんの多くが一定の関心と意見を持っていることでしょう。しかし、それらの多くは国際政治(学)の基本を踏まえない素朴で感情的なものにとどまっているのではないでしょうか。本授業は、国際政治について単なる感情や感想を越えて分析的・戦略的に考えるための基礎を養います。
本授業では、国際政治や日本の外交・国際関係について包括的・体系的な(教科書的な)講義を行うことはしません。代わりに、重要なトピックとして、米中関係と持続可能な開発の2つを取り上げ、これらについて一緒に考えていきます。
担当教員は、現状分析(「~はどうなっているか」)や原因分析(「なぜ~なのか」)についての問いを受講者に投げかけていきます。また、受講者は各自で考えるだけでなく、グループで議論することを通じて、分析的・戦略的思考を養うための訓練を行います。
|
●成績評価の方法
主に期末試験によって評価しますが、平常点を加味します。平常点には、クイズへの回答、ディスカッションへの取組、授業への貢献が含まれます。授業中に出欠を取らないので、出席は平常点に含まれません。
|
●教科書
なし
|
●参考書
村田晃嗣ほか『国際政治学をつかむ【新版】』有斐閣、2015年(必ずしも購入する必要はありません)。
|
●注意事項
・真面目に参加している受講者が損することのない環境を作りますので、その妨げになる受講者には遠慮なく注意し、場合によっては減点します。 ・本授業では、講義内容をまとめたレジュメを配布しません。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
自分の意見を積極的に発表できる環境作りを心がけますので、人前で話すことに苦手意識を持っている人も恐れずに受講して下さい。能力よりも意欲が重要です。
|