●本授業の目的およびねらい
スキーの技術習得を通じて冬の自然に親しむとともに、雪上を自由に滑走できるためのスキルを身につけること、および、生涯スポーツの一つとして卒業後も楽しむことができるための基礎づくりをすることを目的とする。さらに合宿生活を通じて仲間との交流を図ることや集団生活におけるルールやマナー遵守を実践することも目的の一つである。
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●履修条件あるいは関連する科目等
対象は2018年度入学の1年生
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●授業内容
◯名古屋大学での授業 1. ガイダンスを実施し,本授業を受講する際の注意事項について説明する. 2. 2019年2月に行う最終説明会において,授業のスケージュールや持ち物等についての説明を行う.
◯現地(志賀高原スキー場を予定)での授業 技術レベルに応じて以下の内容を学習する 1.スキーのはき方、歩き方、登り方、方向転換の仕方、安全な転倒の仕方、リフトの乗 降の仕方 2.直滑降、速度制御、停止の方法 3.プルークターン(大回り、小回り) 4.パラレルターン(大回り、小回り) 5.総合滑降(急斜面、緩斜面、不整地、長い距離等) (場所は長野県志賀高原スキー場で行う予定である) 現地では指導者による班別ミーティング等を通じて、ビデオ等を用いた指導も行う
上記の2ヶ所での授業出席が評価される.
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●成績評価の方法
学習意欲や技術習得度、集団生活におけるルール遵守等を総合して評価する。スキー実習は合宿形式で行なわれるので、合宿に参加しなかった場合の評価は「欠席」となる。
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●教科書
特になし
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●参考書
特になし
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●注意事項
募集は7月中旬に行うので、7月に入ったら教務関係の掲示に注意すること
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
近年雪上スポーツはスキー(アルペンスキー、クロスカントリースキー、テレマークスキー、山スキー等)、スノーボード、スノーシューなど多岐に渡っている。将来何を選択するにしても、通常のスキーでゲレンデを自由かつ安全に滑走できるようになることは全ての基本であり、ぜひ大学生の内に身につけておくことを推奨したい。最近のカービングスキーは技術の習得が楽に行えるので、運動神経に自信がない者でも心配する必要はなく、ある程度の基礎体力さえあれば上達は早い。特に、これまでスキー経験のない初心者の参加を歓迎する。 また、これまで知らなかった仲間と宿泊生活をともにすることで、キャンパス内ではできなかった新しい友人を作ることもでき、充実した学生生活を送る上で役に立つであろう。なお、集団生活を送る上で必要な基本的マナーやルールを守れない者に対しては厳しく注意し、途中からでも帰宅させる場合がある。
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