●本授業の目的およびねらい
本授業は、英語という言語、その言語が培ってきた文化、および現代社会における英語文化についての深い教養を身につけることをその目的とする。英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし
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●授業内容
世界の出来事を理解する際に新聞やテレビが信頼できないのでインターネットに頼る人が多くなっている。しかし、インターネットの情報は嘘が多く真偽の見極めがむずかしい。その中で、ネット動画の価値が高まっている。世界に本名と顔を晒してまで情報発信しているということは、それだけで、台本をそのまま読むだけのテレビニュースキャスターや、大新聞に雇われたサラリーマン記者が匿名で書く記事より信頼できるのではないかと多くの人が考えている。英語の世界では、そのような動画を使った独立メディアが多く存在する。授業では、様々なトピックを扱った動画を使い、内容の理解を小テストで測る。具体的には次のようになる。 1.題材に使うビデオクリップを紹介。 2.難解な語彙をNUCTの掲示板にアップロードする。 3.学生は翌週の小テストのために予習。 4.小テストを行い、その後で理解が足らないところを解説 5.受講者の数と意欲と能力によっては、英語で口頭発表を行ってもらうことも選択肢としてありうる。
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●成績評価の方法
頻繁に行う小テストの平均。口頭発表の質。
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●教科書
なし。英語を英語で説明した学習辞書が出ているので使う習慣をつけてほしい。
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●参考書
なし
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
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