2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180031501

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(中級)
●主担当教員名
金 相美

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅲ期
月・5
●対象学部
全学部(単位補充)



●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし

●授業内容

日本社会に関する書籍・最新ニュースを英語で読み、エッセーライティングに挑戦する!

この授業では、文化人類学的アプローチから解明した日本社会を取り巻く諸現象に関する英文資料(英字雑誌、英字新聞、論文、書籍、ブログ)を用い、英文の読み解く能力だけでなく、日本社会に関する社会学・文化人類学的観点についても学習できる一石二鳥を目指します。

・前半部-リーディング・単語トレーニング:パラグラフの概念を理解しながらリーディング・トレーニングに挑みながら、その基礎となる単語力を培います。最新ニュースあるいはリーディングマテリアルを用い、新たな単語・語句を勉強します。また、英文の要点を速やかに把握するための速読トレーニングを通じ、論理展開の理解を目指します。                  

・後半部-自分の考えをその根拠とともに説得力のある論理的英文に組み立てるためのAcademic Writingのトレーニングとプリゼンテーションを行います。 



●成績評価の方法

対面授業では、毎回の出席・授業の参加度・課題・小テスト。授業全体の評価については、下記の注意事項を参照。

●教科書

直接教材としては講義資料を配布する。

●参考書

英和、和英、英英辞典、デジタル辞書の方が望ましい(毎回、持参すること)

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。


●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
・現在世界で出回っている情報量は圧倒的に英語が多くなっており、英文の資料をどんどん読み、その内容を要約しさらに自分の意見を示すといった能力が必要であり、これこそがこの授業で目指す基礎の英語能力です。 
・“日本にいながら英語を勉強する理由はなに?”についても一緒に考える機会となると思いますので、奮ってご参加ください!


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