2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180024320

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
スペイン語3
●主担当教員名
LAGONES V

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅱ期
木・3
●対象学部
文系学部S1



●本授業の目的およびねらい

第II期(1年後期)においても,同一の教科書を用いて2名の教員が集中的に講義を行う形式をとるが,学習効果を高めるために,教員毎に文法理解とスペイン語の音に慣れること,講読と応用練習といった,ある程度の役割分担を設ける。文法は2つの主要な過去時制,完了形,過去分詞と現在分詞および分詞構文,といった内容が含まれる。これらの文法事項を理解しながら,ヒアリング能力を高め,言語表現力へとつなげていく。

●履修条件あるいは関連する科目等

このクラスは文系・1年S1クラスである。(同一時間帯3クラス開講)。
クラスの組み合わせは以下の通りである(スペイン語3授業と4授業の連繋)。
スペイン語3・ラゴネス(木曜3限)-スペイン語4・西村(金曜2限)。

●授業内容

スペイン語3・4
第II期(1年後期)においても,同一の教材を用いて,スペイン語3とスペイン語4両科目2名の教員が連繋し集中的に講義を行う形式をとるが,学習効果を高めるために,担当教員やTAが日本人であるか母語話者であるかといった条件に応じ,クラス毎に文法と説明,あるいは講読と応用練習といった,ある程度の役割分担を設ける。
第II期では動詞の語形変化の学習を過去や未来時制へ発展させ、分詞構文などさらに進んだ文の構造を学ぶ。
主要な学習内容は以下の通りである。
第9課 再帰動詞 比較級と最上級、同等比較 義務の表現 前置格人称代名詞
第10課 過去分詞 現在完了 現在分詞 siを使った現実の条件文
第11課 単純過去(点過去)
第12課 未完了過去(線過去) 関係詞 seを使った受動文 一般人称表現
*第12課の終了をめどに中間テストを実施する。
第13課 未来 過去未来 完了(過去完了、未来完了,過去未来完了) 不定語(2)
第14課 接続法現在 不定詞
第15課 命令法 接続法過去 仮定文 事実と異なるたとえの表現
授業各回には予習が必須である。また各課の最後にある練習問題は授業時に答え合わせを行うので、適宜事前にやっておくこと。


●成績評価の方法

1)出席:原則として、欠席が3回を超えないこと(以下3点の前提条件)。
2)中間テスト:40% 3)期末試験:50% 他小テスト等を行う場合あり。
4)平常点(授業時の課題・宿題等):10%  なお履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

水戸博之,西村秀人,渡辺有美「初級スペイン語教本 エクセレンテ!!(改訂版)」(朝日出版社、2015年1月初版) ISBN 978-4-255-55071-8 C1087

●参考書

西和辞典。

●注意事項

ラゴネス教員のクラスは文系・S1クラスである。同一時間帯(木3)には宮下教員の文系・S2クラス、西村教員の文系・S3クラスがある。教養教育院前の掲示などの連絡に注意すること。

●本授業に関する参照Webページ

http://spanish.ilas.nagoya-u.ac.jp/

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

スペイン語は,スペインやメキシコを含むほとんどの中南米の国々で話されている言語です.実際,公用語として話されている国の数としては,英語を公用語としている国の数よりも多いです.また,アメリカでも第一外国語としてスペイン語が広く話されており,特にメキシコに近い州では,スペイン語も公用語のように使われているほどです. 日本ではあまりなじみのない言語ではありますが,2020年には東京オリンピックがあり,スペインや中南米からもたくさんの人々が日本を訪れるはずです.それゆえ,スペイン語を第二外国語として身につけておくことや,スペイン語圏の文化を知っておくことは,皆さんの将来にきっと役に立つことでしょう.

このスペイン語IIIのコースでは,前期で皆さんが学んだスペイン語の基礎をさらに向上しつつ,実際に会話として使う環境を考えて学んでいきます.それを通して,新しいボキャブラリーや表現方法を学んだり,対話として話す能力を身に付けていきます.また,スペイン語圏の文化についても触れながら授業を進めていく予定です.
本コースでは,"Excelente"というテキストを使います.このテキストは,スペイン語の文法などが日本語で詳しく説明されています.また,読み物だけでなく,対話形式のダイアログや早口言葉も含まれていますので,皆さんのスペイン語のスキルを向上させるのに役立つテキストになると思います.

一緒にスペイン語を学び,楽しみましょう!!


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