2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180022434

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(中級)
●主担当教員名
木下 徹

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅱ期
火・4
●対象学部
農学部



●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

課題遂行のため、キーボードでブラインドタッチができることが望ましい。

●授業内容

英語(基礎)で培った、英語のパラグラフに関する知識をさらに発展させて、英語のショートエッセイの構造を十分理解して英語を読めるようになること、並びに、自分でも、英語で5ないし7程度のパラグラフからなる、アカデミックなトピックに関するショートエッセイを書けることを目指す。取り扱う内容は、使用予定のテキストに準拠して、おおよそ、以下の通りである。予定としては1つのエッセイタイプを原則として2週間でカバーする。ただし、状況に応じて、適宜、取捨選択や改変はありうるものとする。
Introduction
Paragraph to Short Essay
パラグラフの構造の復習、
パラグラフとエッセイの対応、エッセイの構造
Narrative Essays
  物語型エッセイの構造と特徴
  時制、話法
Comparison-Contrast Essays
  比較・対照型エッセイの構造と特徴
  視点選択上の留意点
Cause/Effect Essays
  原因・結果型エッセイの構造と特徴
  複合型の特徴
Argumentative Essays
  説得型エッセイの構造と特徴
  反論の方法とタイプ
Other Forms
Review Week

●成績評価の方法

対面授業の部分に関しては、日常の授業活動と提出物、定期試験の結果を総合的に考慮する。その比率はおおよそ10%、20%、20%とする。

●教科書

Effective Academic Writing 2 (Second Edition) , Alice Savage and Patricia Mayer, Oxford University Press,

●参考書

教室で指示。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。


●本授業に関する参照Webページ

none

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト
( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。


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