●本授業の目的およびねらい
リスニングとスピーキングを主としたコミュニケーションの能力を高める授業。日常会話、さらにはディスカッションやプレゼンテーションのための基礎力を養成する。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
授業期間中、NHK「ニュースで英会話」を宿題として聞いてもらうので、NHK第二ラジオを聞くことが出来る環境にあること。また授業前までにインターネット上にある「ニュースで英会話」の問題を解いておくことが望ましい。
|
●授業内容
英語の四技能─読む、書く、聞く、話す─の中でも特に基礎的な学力として位置づけられる聴解の力を伸ばすことで、書く能力および話す能力をも含めた総合的な英語力を高めることを最終目標とする。具体的な方法としては、生起環境による基本的な音の変化を学習するほか、ペア・ワークを行うことで、聞く力を話す力や書く力へと結びつけていくことになる。 授業構成は以下の通りである。 ・初めにTOEFL−ITP対策のために文法問題やリスニング問題をする。これで出席をチェックするので、必ず時間通りに来ること。 ・宿題として出しておいたNHKニュースで英会話の大雑把な内容をチェックする。英問英答の後に精読し、書き取り試験を行う。また月に一度あるニュースの復習期間にはTOEFL−ITPの模擬試験をする。 ・次に前回の試験の解答及び新出単語や重要語句の確認をする。 ・そのほかに、試験で多くの学生ができなかった箇所の聞き取り訓練を行う。 この訓練は、基本的には2通りの方法で行うこととする。一つは、重要な情報だけ聞き取ってメモを取る練習、もう一つは、細部まで聞き取れ、かつ書き取れるようにするためのディクテーションである。この二通りの方法を通して、音の脱落、侵入、同化、連続といった基本的な音の変化を学習する。教材としては英詩や歌を利用して聞き取れた言葉が実際に発音できるかチェックする。 ・その後、ニュースについての話し合いをペアワークとして行う。 ・最後に習得した語句を用いてニュースの要約をしたり、自分の意見を述べたりできるようにする。
|
●成績評価の方法
期末試験(30%)授業開始時に行われる書き取り試験(20%)「ぎゅっとe」消化率(20%)TOEFL-ITP(30%)
|
●教科書
なし
|
●参考書
https://cgi2.nhk.or.jp/e-news/index.cgi
|
●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(コミュニケーション)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。また、TOEFLITPの成績(Listening、Structure)の評価を30%とする。5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
|