●時間割コード 20180015327
●科目区分 言語文化Ⅰ
●科目名 英語(基礎)
|
●主担当教員名 星 久美子
●単位数 1単位
●開講時期 Ⅰ期 金・3
|
●対象学部 農学部(生命)
|
●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
(1)遅刻は30分以内、3回遅刻すると1回欠席のカウントになる。 (2)提出物の締切は厳守すること。 (3) 剽窃(いわゆるコピペ)は行わない、翻訳サイトは使用しないこと。
|
●授業内容
授業の前半は、ウォーミングアップとして5-minute writingというアクティビティー−−毎回異なるトピック(絵画、文学、音楽、映画など)について5分間書き続ける−−を行う。このアクティビティーを通じて、ライティング・スキル(特に流暢さ)を育成すると同時に、多岐にわたる分野の知識を得ることができる。後半は、パラグラフの構造を理解し、さまざまな種類のパラグラフ−−論文、物語、新聞記事などの要約をするサマリー・パラグラフ、自分の意見を主張するパラグラフなど−−を書く練習をし、同時にこれらのライティングでよく使われる英語表現を習得する。
1. オリエンテーション、自己紹介 2. パラグラフの構造の説明、Brainstorming, Group Writing 3. Summary Paragraph: Essay 1: Reading, Paragraph Analysis, Sample Writing 4. 〃: Essay 2: Reading, Paragraph Analysis, Group Writing 5. 〃: Story 1: Reading (1st half), Group Writing 6. 〃: Story 2: Reading (2nd half), Group Writing 7. 〃: Story 3: Sharing 8. 〃: News Article 1: Reading, Key Expressions, Group Writing 9. 〃: News Article 2: Reading, Individual Writing, Peer-editing 10. Descriptive Paragraph 1: Research, Individual Writing 11. 〃 2: Peer-editing 12. Opinion Paragraph 1: Reading, Research 13. 〃 2: Group Writing 14. 〃 3: Debate 15. 〃 4: Individual Writing
|
●成績評価の方法
「ぎゅっとe」20% 授業への積極的な参加 20% ワークシートの記入内容 20% ライティング・アサインメント 40%
|
●教科書
Academic Writing Skills 1. Ed. Peter Chin, et al. Cambridge UP, 2012. 2,776円 ISBN: 978-1-107-63622-4
|
●参考書
授業中に紹介する。
|
●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディング・リスニング(Aコース以外)、「Listen to Me」(Aコース)を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
|
|