2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180011337

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(基礎)
●主担当教員名
加藤 高志

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅰ期
月・3
●対象学部
理学部



●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

ありません。

●授業内容

この授業で用いる教科書は、作文を中心としながらも、読解と作文の両方の能力を高めることができるような構成になっています。教科書の目次は以下の通りです。
Writing guide
1.What is a paragraph?
2.The topic sentence
3.Supporting sentences
4.Time order
5.Space order
6.Process and  direction
7.Cause and effect
8.Examples
9.Definition
10.Classification
11.Comparison and contrast
12.Review
13.From a paragraph to a short essay
冒頭では書式と句読法について、1-3章ではパラグラフの構造、機能、主題文や支持文について学習します。4-11章では、時間の順序、空間の順序、過程・手順と指示、因果関係、例示、定義、分類、比較・対照など、様々な種類のパラグラフについて学習します。12章は総合的な復習、13章は小論文の作成という構成になっています。
原則として1回の授業で1章進む予定ですが、受講生の学習状況に応じて微調整します。4章以下では各章に作文の課題があり、授業中にパラグラフを書くことになります。パラグラフを書いたあとは、他の学生が書いたものを読み、評価をするという作業をします。

●成績評価の方法

授業中に書く作文(35%)、読解力を試す中テスト(3回、45%)によって評価します。

●教科書

神保尚武ほか著、Get your message across、南雲堂。ISBN: 4-523-17593-3

●参考書

英和辞典、和英辞典、英英辞典。

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディング・リスニング(Aコース以外)、「Listen to Me」(Aコース)を課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。


●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。



時間割一覧へ戻る