●本授業の目的およびねらい
セミナーの基本テーマ:事故の原因を考える. ここでは,事故につながる「ヒューマンエラー」を取り上げ,調査・発表・討論することにより,以下のことを学ぶことを目標とします. 1.報告書(レポート)を作成する方法を学び,活用できる 2.図表等の資料を作成する方法を学び,活用できる. 3.発表者として,説明および討論できる. 4.聴講者の役割の重要性を知り,討論できる.
|
●履修条件あるいは関連する科目等
問題意識をもって,参加できること.
|
●授業内容
基本テーマとして,事故を取り上げ,その背後にあったヒューマンエラー(人間の特性の限界を超えた要求,錯誤や失念,ルール違反など)の要因について,討論します. この授業では,以下のように進めます. 準備段階として,資料を収集するための方法,討論の参加者に配付する資料を作成するための方法,討論時の説明を行う図表によるプレゼンテーション資料を作成するための方法について,説明します.また,「ヒューマンエラー」に関して学修します. 発表段階では,最初に,サブテーマを設定し,その内容を調査して報告資料を作成し,これをもとに発表,討論することを行います.次に,サブテーマを深く探求,あるいは,新たなテーマを設定し,その内容を調査して,プレゼンテーション資料を作成し,発表,討論することを行います. スケジュールとして,以下を予定しています. 1.授業の目的などについての説明 2.ヒューマンエラーについての学修 3.資料収集とその注意点(引用など)及び報告資料作成方法の説明 4.サブテーマ(例.医療,環境,情報セキュリティなど)での情報収集と整理 5.報告資料に基づいた発表と討論 6.資料を整理し討論するためのプレゼンテーション資料の作成方法(プレゼンテーショ ンソフトウェアの利用)の説明 7.サブテーマでの情報収集と整理(状況によりグループにて) 8.プレゼンテーション資料に基づいた発表と討論(状況によりグループにて) 9.まとめ 調査や資料の作成には自主的に取り組むこと,討論では発表者に限らず聴講者も積極的に参加することが重要です.
|
●成績評価の方法
報告書のまとめ方(目標1)発表の方法(目標2)発表者の役割(目標3)聴講者の役割(目標4)到達目標に対する評価の重みは同じです. 履修取り下げ制度を採用します.出席は評価の前提です.
|
●教科書
なし
|
●参考書
小松原明哲「ヒューマンエラー」丸善. 適宜,セミナーの際に紹介します.
|
●注意事項
情報メディア教育センターのシステムを利用することを予定しています.
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
資料の調査・作成は,授業時間以外にも行う必要があります. (授業時間内での資料作成の課題も含まれます) 止むを得ない理由以外での欠席をしないようにしてください. Wordに適切な図表を入れた資料を作成,PowerPointで作成した資料で発表を行います. Wordの基本的操作ができることを前提にします.
|