2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180014532

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
山﨑 耕造

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
木・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(物工・エネ・化生・電情)



●本授業の目的およびねらい

「セミナーのテーマ:夢のエネルギーと未来の環境を考える」
 夢のエネルギーと未来の環境を題材として、学問研究の共通の基礎としての「読み、考え、書き、話す」を中心に、学術的知識の探求のプロセスとその面白さを体験します。未来を考える場合に、社会科学や自然科学の方法論をどのように適用するのか、歴史に即した未来、現実からの厳しい未来、夢多き未来のうち、いずれの視点に立って検討するのかを考え、具体的なテーマを検討します。特に、自身の疑問点を明確化し、それに関連する本を読み、統計資料を収集し、反論・異論を含めて自分なりの結論を導きます。

●履修条件あるいは関連する科目等

 文系理系に関係なく、本テーマについて問題意識を持って主体的に考え、他者との意見交換やグループ作業ができることを期待しています。セミナーAとBは独立しています。AまたはBだけ、あるいはAB両方の受講も可能です。

●授業内容

 未来社会への夢とその実現の可能性や具体的方策について、エネルギーと環境の観点から自分が知りたいことを調べ、意見を述べ、相互に議論して、より深い理解を目指します。
1.はじめに: 自己紹介を行い、自分にとって関心のある「現状の課題についての疑問点」や「未来社会への夢」について述べます。授業の進め方と基本テーマに関する説明を聞き、討論します。
2.サブテーマとグループ分け: 未来のエネルギーと環境に関連して、受講生自身により、調べたいサブテーマを決めます。テーマや文理融合に留意してグループ分けを行います。
3.情報収集とグループ討論: 書籍やインターネットから資料を収集して、グループ内でそのサブテーマを調査し、考察し、全体で討論します。教員からは関連の話題を提供します。
4.発表資料作成: プレゼンテーションソフトの使用法を習得します。これまでの検討のメモを作成します。
5.中間発表: グループ発表・討議を通して、司会・討論の能力を身につけます。
6.情報再収集とグループ再討論: グループ討論で出された疑問点、課題についてまとめ、問題点の解決や足りない資料を収集します。教員からは関連の話題を提供します。                 
7.最終発表: グループ発表・討議を通してサブテーマの結論を得るとともに、発表スキルを身につけます。
8.全体のまとめ: セミナー全体のまとめと今後の展望について討論を行い、レポートを作成します。
 教員やTAは助言を行いますが、学生の自主的な取り組みが重要です。グループ内で議論を行い、お互いに点検をして、発表内容や表現方法の改善を行ってください。


●成績評価の方法

 出席を前提として、討論への参加、グループによる資料調査、中間発表、最終発表、最終レポートを各20%として評価します。筆記試験はありません。他の学生の履修に支障をきたす可能性がありますので、履修取り下げ制度を採用しないこととします。

●教科書

 特に指定しません。必要があれば、適宜プリントを用意します。なお,グループごとに下記の参考書の一部を貸し出します。

●参考書

「エネルギーの本 第2版」山﨑耕造著 日刊工業新聞社 ISBN:978-4-526-07562-9
「エネルギーと環境の科学」山﨑耕造著 共立出版 ISBN:978-4-320-07183-4
「太陽エネルギー発電の本」山﨑耕造著 日刊工業新聞社 ISBN:978-4-526-06505-7

●注意事項

 無断で欠席をせず、討論には積極的に参加して自分の意見を述べてください。

●本授業に関する参照Webページ

http://www.interq.or.jp/gold/yamazaki/meidai/meidai.html

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

 何事にも未来への夢を大切にして、自分なりの挑戦を試みてください。
 授業のスケジュール等は,http://www.interq.or.jp/gold/yamazaki/ を参照してください。



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