2018年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20180014407

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
奥貫 圭一

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
木・4
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい

「セミナーのテーマ:技術の進歩と地域や社会の未来を考える」
 2017年はAI(人工知能)元年などとも言われ,AIが新聞やテレビのニュースで日々話題となりました。本セミナーでは,AIに関わる基礎的事項を調べ,学んだ上で,私たちが暮らす地域や社会がどのように変わっていくのかを考えてみたいと思います。配付資料の作成やパワーポイント等による説明・報告,それに基づく討論などにより,各自の情報発信能力の向上も目的としています。

●履修条件あるいは関連する科目等

なし

●授業内容

学期の前半はいくつかの一般向けの図書を輪読しながら,AI(人工知能)にまつわる基礎的事項を知るとともに,未来社会にどのような変化があり得るのかを考えます。輪読する図書は全員が予習してくることを前提とします。輪読にあたっては,毎回,複数の担当者を割当てます。担当者には,配付資料とパワーポイントを用意し,全員に解説してもらいます。学期の後半は,AIに代表される技術と地域・社会のあり方を論じた新聞記事などを参考にして,みなさんそれぞれの考えを論じてもらいます。ここでも,平行して,参考図書の輪読を行いたいと考えています。

●成績評価の方法

授業への出席,発表と配付資料・パワーポイント,議論への参加度を総合して評価します。

●教科書

松尾 豊(2015)『人工知能は人間を超えるか』
山本一成(2017)『人工知能はどのように「名人」を超えたのか?』
井上智洋(2016)『人工知能と経済の未来』

●参考書

上記の教科書のほかに追加するかもしれません。その場合は授業中に指示します。

●注意事項

宿題が多くなるかもしれません。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

少子高齢化と人口減少社会という深刻化する問題を抱える現代において,そうした地域や社会の問題に対して技術はどこまで応えていくことができるのでしょうか。このセミナーでは,そのような問題意識を念頭におきつつ,皆さんと一緒に新しい技術について勉強していきたいと思います。地域の問題に関心のある人,社会の問題に関心のある人,あるいは,新しい技術に関心のある人を歓迎します。


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