2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170035472

●科目区分
理系基礎科目(理系)

●科目名
地球科学実験
●主担当教員名
永峰 康一郎

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅲ期
金・4 金・5
●対象学部
農学部



●本授業の目的およびねらい

地球表層部の成り立ちとその構成物質や身の回りの生物についての室内および野外での観察・実験を通して,自然に対する科学的な眼を養うことを目的とする。地球科学の入門的な講義・実験であると同時に,その対象である岩石や地層の上に成立している土壌や植生も扱うことによって,地球科学と生態学をリンクさせ,より幅広く自然を観察する力を身につけてもらうこともねらいとなっている。

●履修条件あるいは関連する科目等

高校における地学,生物学の履修を前提としない。

●授業内容

1.野外での地球科学的調査に必要な,地形・地質に関する基礎的実験。
 a. 地形図をもとに地形の各種パターンを読み取る。
 b. 地層の概念を理解し,地形図に地層の分布を記入する。

2.古生物に関する基礎的実験。
 a. 有孔虫等の微化石を顕微鏡下で観察・分類・同定し,古環境を推定する。

3.偏光顕微鏡の観察法に関する基礎的実験。
 a. 偏光顕微鏡の取り扱い方を学び,岩石・鉱物の組織を観察する。

4.岩石と鉱物に関する基礎的実験。
 a. 岩石と鉱物を肉眼で識別・分類する。

5.名大博物館見学。

6. 野外見学1回。

●成績評価の方法

・レポートの内容、態度や意欲から総合的に評価する。野外見学を除いて4回以上授業を欠席した場合(公欠、病欠を除く)を「欠席」と扱い、これ以外はS・A・B・C・Fのいずれかとする。野外見学参加は必修である。なお履修取り下げ制度を採用する。

●教科書



●参考書

「地球科学基礎(実験)指導書」---授業時貸与する。

●注意事項

全受講生の上限は45名とする。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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