2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170035111

●科目区分
理系基礎科目(理系)

●科目名
電磁気学Ⅱ
●主担当教員名
棚橋 誠治

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
金・1
●対象学部
理学部(1〜6)



●本授業の目的およびねらい

1年後期の「電磁気学I」に引続き、電磁気学の基礎を習得するための講義である。真空中、物質中の電磁気現象及びそれを支配する法則の習得を通じて「真空」や「場」の基礎概念、物理学における数学的取り扱いの基礎を学ぶとともに、電磁気現象の豊かさに触れる。理学部物理学科進学を希望する学生および専門を学ぶ上で電磁気学が重要となる学生を対象とする。本講義と1年後期の「電磁気学I」とを合わせて、電磁気学の基礎について完結した講義となるので、両方履修することが望ましい。

●履修条件あるいは関連する科目等

1年後期の「電磁気学I」を受講していることを前提として進める。物理学科進学の学生に対しては、「物理学演習I」にて演習を行う。

●授業内容

以下の内容の講義を行う。途中、内容の前後があり得る。また、内容の取捨選択も若干ある。単位系はSI単位系を基本とする。
4 物質と静電場               6 電磁誘導の法則
 - 電気双極子と多極子            - 電磁誘導
 - 誘電体と静電場              - 電磁誘導の法則の微分形
 - 電束密度                 - 発電
 - 静電場のエネルギー            - インダクタンス
 - 電気容量とコンデンサー         7 マクスウェルの方程式と電磁波
5 物質と静磁場                - 変位電流
 - 電流が磁場から受ける力          - ポインティング・ベクトル
 - ローレンツ力               - 真空中の電磁波
 - 磁気双極子と多極子           8 オームの法則と電気回路
 - 磁性体(磁石)と磁場           - オームの法則
 - 磁束密度                 - 電気回路
 - 磁性体での境界条件

●成績評価の方法

学期末定期試験の成績を中心に、中間試験やレポート、出席状況等により総合的に評価する。履修取り下げ制度は採用しない。学期末定期試験に出席しなければ「欠席」、出席して規定の点数に達しなければ「不可」である。

●教科書

なし

●参考書

電磁気学I,Ⅱ,岩波書店,長岡洋介(ⅡはISBN-10:4000076442、他のISBNコードは電磁気学Iの欄を参照);電磁気学,岩波書店,砂川重信;電磁気学,講談社,横山順一;電磁気学−新しい視点にたって,培風館,V.D.バーガー他;例解電磁気学演習,岩波書店,長岡洋介他;詳解電磁気学演習,共立出版,後藤憲一他

●注意事項

言うまでも無いことであるが、予習・復習に十分な時間をかけること。また授業内容で生じた疑問については、授業時間中に質問をするなどして速やかに解決するよう努力すること。なお、理学部全体を2クラスに分けて(1年後期とはクラス分けが異なる)同時開講するのでクラスを間違わないこと。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

教科書は指定しない。上記の参考書などを図書室で見比べ、読み進められそうな「自分にあった参考書」を見つけてほしい。授業では基礎概念の理解を第一の目的とする。その応用については、参考書の演習問題を通して自習すること。また、ほとんどの宿題レポートは、参考書の演習問題から分からないことがあれば、恥ずかしがらずにいつでも質問して下さい。


時間割一覧へ戻る