2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170012326

●科目区分
理系基礎科目(理系)

●科目名
化学基礎Ⅰ
●主担当教員名
鈴木 秀士

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・3
●対象学部
工(機航)[15・16]



●本授業の目的およびねらい

化学は、化学物質の性質、構造ならびに、これら物質相互の間の化学反応を研究する学問です。
工学のどの分野に進む学生にとっても、こうした化学的知識は重要であり、理解を深めるには、
物質の構造と性質、化学変化についての理論的基礎を体系的に学ぶことが大切です。
本講義では、材料化学を足場としながら、物質を形成する原子や分子の本質を、
気体分子運動論や量子化学初歩などを通して、学んでいきます。

●履修条件あるいは関連する科目等

工学部の学生であり、また高校の化学・物理、および数学の微積分の知識を習得している事を前提とする。なお、本講義「化学基礎I」の内容は、同じ教科書を用いる「化学基礎II」の前半の内容である。

●授業内容

講義では、教科書の内容に沿って以下の内容を扱う。
1.ガイダンス(授業内容など)
2.現代化学を学ぶために
3.気体の性質
   理想気体の状態方程式、実在気体
4.凝集体の構造と性質
   結晶、ガラス、固体状態、高分子物質
5.原子の構造(量子化学)
   エネルギー量子、シュレディンガー方程式、原子核と放射能
6.化学結合
   イオン結合、共有結合、配位結合、水素結合、ファンデルワールス結合
7.分子構造の決定法
   分子分光法、X線回折法、質量分析法の分析手法の原理や使い方
8.中間試験、期末試験、および授業中の演習

なお、授業中にはプリントを配布する。またサブテキストも用意した。
さらに、参考書欄の1番は最近出版された教科書をより深く理解するための
演習本である。これらを活用した講義時間外の予習・復習を強く勧める。

●成績評価の方法

中間・期末試験の成績を原則的に評価とするが、授業中の演習状況も加味して総合判断する。成績は、上位10%までを「s判定」修了者とする。なお、本講義は履修取り下げ制度を採用する。また試験を受験しなかった場合は「欠席」として扱う。

●教科書

「理工系学生のための化学基礎 第6版」、野村浩泰・川泉文男(共編)、卜部 和夫・川泉 文男・平澤 政廣・松井 恒雄(共著)(学術図書出版社)ISBが:978-4-7806-0351-4

●参考書

1.「演習で納得!! 理工系学生のための化学基礎」 川泉文男(著)(学術図書出版社)ISBN-10: 4780603552
2.「アトキンス 一般化学〈上〉」 Peter Atkins (著)他, 渡辺 正 (翻訳) (東京化学同人)ISBN-10: 4807908545

●注意事項

他学部向け化学基礎Iとしての再履修は、原則として認められない。
また、2年次以降での再履修は他の学部講義の関係で困難となる恐れがある。

●本授業に関する参照Webページ

https://ct.nagoya-u.ac.jp/portal

●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

この講義の内容は高校の化学とは大きく内容も分量も異なります。
だから最初は大きく面食らうかもしれません!
しかし、予習、復習をしっかりとやれば、大丈夫です。
がんばってください。(特に、量子化学のところ。)

もともと、本講義が対象とする学生諸君は、4年間を通して化学に
接する機会がそれほど多くありません。
ここでしっかり化学の基本的な見方、考え方を学んでいただきたいと思います。

なお、講義・試験予定に関するお知らせは、授業中で口頭でお伝えしますが、
NUCTサイトを利用することも多くあります。
(https://ct.nagoya-u.ac.jp/portal)
何か新しい情報はないか、適宜確認するよう心がけて下さい。
講義のサブテキストも、このサイトからダウンロードできます。

半年間、頑張りましょう。


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