●本授業の目的およびねらい
文法の基礎的知識の再確認をしつつ、ドイツ語での運用能力を養います。また、ドイツ語圏の文化、歴史等にも触れる授業を行います。
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●履修条件あるいは関連する科目等
第一回目の授業への出席は必須です。毎回積極的に授業に参加することを望みます。
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●授業内容
授業は、テキストの指定を行わず、毎回プリントを用いて行います。文法的知識の不十分な点を補いながら、ドイツ語を聞く、話すということに重点を置きます。具体的には、Textwiedergabe(テキスト再現練習)という形式をとります。これは、ドイツの大学の語学の授業ではよく行われる授業形式で、まずドイツ語のテキストを読み、その内容に対する質疑応答を通して、テキストの内容理解、運用能力の向上を目指します。テキストとしては童話や新聞記事などもありますが、例えば、広告・商品の取扱説明書・料理のレシピetc.と多種多様の内容を扱います。様々なテキストを用いることによって、ドイツの文化や歴史などにも触れていきます。最初の授業で詳しい説明と簡単な表現練習、テキスト再現練習を行います。具体的には以下の通りに授業を進めます: 1)プリントを配布→次回までに予習をする。予習は、まず単語の確認(プリントで補足します)をし、文意を捉える。その際、もちろん文法的な知識も必要となる。→単語、文意、文法で理解できない箇所をメモしておく 2)授業の最初に、理解できなかった箇所を確認する:各自、理解できなかった箇所を質問する。その質問に日本語で答えつつ、補足説明をする。プリントのテキスト全体が理解できるまで行う。 3) Textwiedergabe: テキストに沿ってドイツ語でこちらから質問をする。それに対して、テキストに沿ってドイツ語で答える。その都度理解不足と思われるところは再度説明をする。 例えば; テキスト:Das ist Anna. Sie wohnt in Hamburg. Sie ist Studentin. Textwiedergabe: Wer ist das? - Das ist Anna. /Wo wohnt sie? - Sie wohnt in Hamburg. / Ist sie Studentin? - Ja, sie ist Studentin. 毎回の授業や平常点を重視します:授業は、やむ終えない事情を除き、4回以上欠席しない、毎回予習をしてくること(授業でわかります)、他に指定した課題を提出して合格すること、小テストが実施された場合はその合格点に達すること
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●成績評価の方法
平常点(出欠、授業への参加、予習の有無)50%、課題点10%、小テスト10%、復習(期末テスト)30%
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●教科書
プリント配布
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●参考書
適宜授業中に指示します。
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●注意事項
特になし
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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