●本授業の目的およびねらい
本授業は、英語という言語、その言語が培ってきた文化、および現代社会における英語文化についての深い教養を身につけることをその目的とする。英語・英語文化にかかわる様々な主題についての文献・資料調査、調査に基づく英語による口頭発表など、少人数授業の利点を生かした学習活動を行い、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語の運用能力をさらに高めることを目指す。
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●履修条件あるいは関連する科目等
なし
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●授業内容
授業の進め方について説明した後、グループ分けをする。各グループで話し合って、担当チャプターを決める。担当グループは授業の前にハンドアウトを作成してクラスの人数分だけ用意することになるので、そのハンドアウトの形式や、英文の要約の仕方についての解説を行う。以後、用意されたハンドアウトを参照しながらテキストを講読し、訂正すべき箇所があるかどうか検討する。難解な英文については正確な和訳によって意味を確認する。担当者以外はただハンドアウトに赤ペンを入れるだけ、という状況は避けたいので、授業中は必要な情報をすばやく文章から読み取る練習ができるような発問をしてクラス全体の参加を促したい。特に意識して習得したい読みの技術は、大意の把握、筆者の意見と事実の識別、アナロジーの理解等があげられる。 なお、本テキストが扱っている内容は、今日的なもの、身近なものが大半なので、テキストの和訳をして終わるのではなく、読み取った内容について自分の体験に照らして意見を述べるところまでを目指したい。
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●成績評価の方法
授業中に作成するハンドアウト30%、期末試験50%、電子教材20%
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●教科書
Select Readings: 2nd Edition Upper--Intermediate. Linda Lee, Erik Gundersen著、Oxford UP。ISBN:9780-19-433217-0. 価格2500円
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●参考書
授業中随時紹介する
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習として電子教材を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
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