●本授業の目的およびねらい
学会や社会で求められるプレゼンテーションを行えるよう、リーディング・スピーキング・リスニング・ライティングの各能力を高め、また4技能の統合を目指すことを目的とする。研究拠点大学たる名古屋大学の学生に相応しい学術英語を使いこなす能力を、実際の運用を前提とした学習活動を通して養う。自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかというこれまで英語(基礎)・(中級)で養った知識・技能と、英語(コミュニケーション)で培ったコミュニケーション能力に加え、プレゼンテーションに必要な知識や技能を習得し、学術英語を使いこなす能力を更に発展させる。
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●履修条件あるいは関連する科目等
「英語(基礎、中級、コミュニケーション)」を履修済みであることを前提に授業を行う。
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●授業内容
英語プレゼンテーションに関する基礎的な教科書を用い、分かりやすく説得力のある学術的プレゼンテーションと質疑応答・ディスカッションの方法を実践的に学ぶ。
教科書には、汎用性の高い以下の6種のプレゼンテーションが紹介されており、本授業ではそれぞれを約2週でこなしていく。 1:比べる 2:提案する 3:売り込む 4:解説する 5:分析する 6:協力する
毎回、ペア、グループ、ないしクラス全体で実技を行うが、そこでは最終的に原稿を手放すことが求められる。
宿題の性質は以下の通りである。 1.次回分の動画を見る。次回の授業の始めに、小テスト形式で内容確認を行う。 2.次回の実技に向けたスライド準備・練習。教科書の見本をアレンジしたプレゼンテーションを学期中に計5〜6つ作成することになる。 3.興味のあるテーマや専門分野に関するプレゼンテーション・コンテスト(教科書での学習事項を踏まえた独自のプレゼンテーション)に向け、インターネットなどにより準備を行う。
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●成績評価の方法
おおよそ以下の割合で評価を行う。授業内の活動への積極的貢献・実技(60%)、期末のプレゼンテーション・コンテスト(20%)、「注意事項」にある課外学習(20%)。
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●教科書
Speaking of Speech, Level 2 (Charles LeBeau, Macmillan Education, 978-1-7863-2076-6, 2500 yen)
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●参考書
随時紹介していく。
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●注意事項
対面授業に加え、課外学習教材「eFACE」を課し、その成績に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
初回の授業を欠席した場合は、課外学習の説明資料をアカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
プレゼンテーションはコミュニケーションです。この授業では、毎回、教員およびクラスメイトと積極的に話し合うことが求められる他、多くのグループ・ペア活動がありますので、協調性とともに聞き手を楽しませようという「サービス精神」が必要となります。
なお、授業は学生・教員とも基本的に英語で行います。
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