●本授業の目的およびねらい
この授業では、前期の授業で身につけた基礎的な文法や表現をふまえた上で、さらにドイツ語に対する理解を深め、基礎学力を向上させることを目標とします。そして最終的に、一年間の学習を通して、自分の意思や自分に関することを簡単なドイツ語で表現できるようになることと、ドイツ語検定試験やドイツ語研修などに挑戦するためのモティヴェーションを養うことを目標とします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
「ドイツ語3」(火曜、2時限目)を併せて受講すること。
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●授業内容
前期授業と同様の形式で授業を行いますが、テキストをもとに、学んだものを実践的に練習し、さらに応用を加えてゆく機会を増やします。90分の授業をおおよそ半分に分け、前半は教科書をもとに文法説明をしてゆきます。そして教科書の練習問題をこなすことで理解を深め、後半では、さらに例文などを参考に、会話表現や基礎的な語彙を使った表現を練習してゆきます。そのさい教科書の例文に、自分の生活や立場を常に照らし合わせ、ドイツ語学習をより身近なものに感じてもらいたいと思います。毎回音読に多くの時間を使いますが、間違いを恐れず、自信を持ってはっきりと発音、表現をして積極的に学んで下さい。
第1回 前期授業の確認と復習 第2回 二つのタイプの接続詞 第3回 疑問文「どちらの」「どんな種類の」など 第4回 分離動詞と非分離動詞 第5回 過去形と現在完了形について 動詞の三基本形 過去形を使った表現 第6回 現在完了形を使った表現 第7回 形容詞について 付加語的用法を中心に 第8回 esの用法 第9回 さまざまな再帰表現:応用練習 第10回 動詞の前置詞支配(熟語) 第11回 zu不定詞の使い方 第12回 不定代名詞 関係代名詞を使った文 第13回 受動態 第14回 受動表現 現在分詞と過去分詞 第15回 後期授業のまとめと確認練習
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●成績評価の方法
出席点(15%)、平常点(25%)、小テストおよび学期末試験(60%)を総合して評価する。とくに、質問や発言などの積極的な授業参加を評価します。 また、5回以上の欠席および試験を受けなかった場合は「欠席」となります。
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●教科書
『多くの練習問題で学ぶドイツ語文法[1年間コース版]』 眞岩啓子他著 朝日出版社
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●参考書
独和辞典
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●注意事項
必ず毎授業参加すること。
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
はじめて学ぶ言語ですから、授業中の説明だけでは理解しきれない部分も出てくると思われます。そのようなときには遠慮なく質問するようにしてください。学んだことをなるべくその日のうちに確認し、練習問題など指定された箇所を準備しておいてください。
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