●本授業の目的およびねらい
本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるエッセイの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
特に無し。
|
●授業内容
基本的に長文読解、図や表などの読み解きを含む教科書の内容に沿って授業を進める。「平和」「経済」「環境」「貧困」「教育」などを題材にした「国連ニュース」と「ジャパンタイムズ」の記事を読む。以下が教科書に含まれる題材である。
Unit 1 Peace and Security Unit 2 Economic Development Unit 3 Humanitarian Aid Unit 4 Environment Unit 5 Human Rights Unit 6 UN Affairs, Secretary-General Unit 7 Women, Children, Population Unit 8 Law, Crime Prevention Unit 9 Health, Poverty Unit 10 Culture, Education
学生の進度に合わせた授業を行う。
|
●成績評価の方法
注意事項を参照のこと。期末試験実施を予定している。
|
●教科書
From the UN News Centre 国際情勢を考える-国連ニュ-スで読む世界 武藤勝彦ほか 三修社 978-4-384-33450-0 1800円
|
●参考書
良い辞書。
|
●注意事項
対面授業に加え、課外学習として、英語(中級)用「ぎゅっとe」リーディングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。またTOEFLITP (Reading)およびCriterionの評価を30%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
課外学習の説明資料は、アカデミック・イングリッシュ支援室のサイト ( http://elearn.ilas.nagoya-u.ac.jp/access/ ) からダウンロードすること。
|