2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170015437

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
英語(基礎)
●主担当教員名
榎本 洋

●単位数
1単位

●開講時期
Ⅰ期
金・4
●対象学部
工(機航・土建)



●本授業の目的およびねらい

本授業は、学術的な英文に関する基礎的なリーディング能力とライティング能力の養成を目的とする。そのねらいは、研究拠点大学である名古屋大学の学生にふさわしい学術英語を使いこなす能力を身につけるところにある。論理的な英文のカギとなるパラグラフの構造に着目し、目的に応じて必要な情報をいかに読みとるか、また逆に、自分の考えをその根拠とともにいかに説得力ある論理的な英文に組み立てるかを学ぶ。将来、専門の論文を英語で読んだり書いたりする時に、指針となる英文構成法の基礎、および実際に役立つ英語表現を多く習得する。

●履修条件あるいは関連する科目等

戸田山 和久『論文の教室』(NHK出版)を読んでおくのが望ましい。つまりすべての教科の基礎とも考えられる内容であり、debateやresearch &discussionなどの講義とも関わり、汎用性は広い。他には論理学など。

●授業内容

テキストを順番通りにやっていく。内容は一部では、日英語の比較を、それぞれの論理の違い、実際に短い英文を書くことで発想の違いを認識してもらう。同時に日英語の違いを説明した文献を紹介する。大学生として紹介する硬い文献も読んでもらいたい。二部では英語特有の文体の違いについて触れる。この部分は論文を執筆するときにも役に立つ。教科書は全部やるつもりである。全部で16課ほどあり、かなりの分量に上る。一回の授業で二課ほど進む予定である。授業展開は以下の通りである。1:イントロダクション 安西徹雄『英語の発想』(ちくま学芸文庫) 2:「主語」3:「述語」① 4:「述語」② 池上嘉彦『「する」と「なる」の言語学』(大修館) 5:修飾語  6:前置詞 7:肯定と否定 楳垣実 『日英語比較表現論』(大修館)。8:変換 9:補足・省略・強調 安藤貞雄 『英語の論理・日本語の論理』(大修館) 10:語法 11:慣用的な表現 茂木秀昭 『ザ・ディベート』(ちくま新書)12:定義と分類、意見・理由の提示 13:Formal Style 14:Informal Style 15:A first step to Paragraph Writing 13~15では、具体的に英文を書いてもらい、提出を予定している。

●成績評価の方法

期末テストが中心となる。それから下の課外学習も加味する。(※ただし【注意事項】欄を反映させる)                 

●教科書

Ryoichi Takeda, A New Access to Writing(Eihosha) ISBN4-269-31001-4 他にプリントを使用(登録した教科書)   

●参考書

授業内容の欄に日本語と英語の違いをテーマにした文献を記載しました。それぞれ、面白い本ですので念頭に置いて下さい。他にも講義中に指示します。論理展開そのものを議論に載せているのは茂木秀昭 『ザ・ディベート』ですが、これはお勧めです。就職試験にも役立ちます。 

●注意事項

対面授業に加え、課外学習として、英語(基礎)用「ぎゅっとe」リーディングおよび英語(基礎)用「ぎゅっとe」リスニングを課し、その消化率に基づく評価を授業全体の評価の20%とする。なお、5回以上欠席をした場合、「欠席」の評価がつく。履修取り下げ制度は採用しない。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

電子辞書ではなく、紙媒体の辞書を見直し、それを使ってもらいたい。電子ブックの辞書はソフトも限られており、万全ではない。英和、英英、和英にもさまざまなブランドがあることを認識してほしい。お薦めの英和辞典は『ウィズダム』、『スーパー・アンカー』(『アンカー・コズミカ』)、『ルミナス』など収録語数10万位が目安。英英辞典はコウビルド、アドヴァンスト・ラーナーズなど。指示した文献は教育学部の学生が読んでも面白いと思います。    


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