2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170014228

●科目区分
言語文化Ⅰ

●科目名
ロシア語2
●主担当教員名
タチアナ ヤマザキ

●単位数
1.5単位

●開講時期
Ⅰ期
木・2
●対象学部
情(自然・コン)理・医・農R1



●本授業の目的およびねらい

ロシア語を初めて学ぶ受講生を対象に、一貫した授業計画に基づいてロシア語に関する基
礎知識と運用力を養成する科目である。「読む」「書く」「聞く」「話す」の四技能をバ
ランスよく総合的に身につけることを目指す。ティーチング・アシスタントの協力が得ら
れれば「生きたロシア語」に触れながら学習を進める。また、ロシア語世界が身近になる
よう、視聴覚メディアなどを通じて文化・風俗・歴史・社会事情等についても学び、国際
的視野を涵養する一歩とする。目標は「ロシア語に親しむ」である。

●履修条件あるいは関連する科目等

ロシア語1とともに履修すること。

●授業内容

この授業では、ロシア語1とロシア語2とによって半期でロシア語の基礎的な文法事項を
習得する。

授業テーマ
 1.発音(2):ロシア語の母音とアクセント、子音の同化
 2.簡単な文:「これは誰・何ですか?」、「これはーです」の表現
 3.動詞の過去形:文法性と過去形と正字法の規則
 4.所有構文:「私にはーがあります」の構文とその過去形と未来形
 5.動詞の変化(2):動詞の現在時制の変化と命令法
 6.形容詞(2):形容詞短語尾形と無人称文
 7.副詞の派生、不定人称文
 8.名詞の格変化(2):造格と与格
 9.格の用法(2):動詞の格支配、前置詞と格との結びつき
 10.人称代名詞の変化とその他の代名詞の変化
 11.数詞(2):様々な数詞を用いた表現
 12.関係代名詞:最も使われる関係代名詞と関係副詞
 13.動詞の体(2):接頭辞による動詞派生と動詞の体の関係
 14.形動詞:被動形動詞の現在と過去
 15.被動形動詞の過去短語尾形と受け身文

●成績評価の方法

平常点および試験の成績により評価する。

●教科書

佐々木照央著「速修ロシア語」(白水社)、プリント配布。

●参考書

参考書は授業中に指示する。露和辞典は、「博友社ロシア語辞典」、「岩波ロシア語
辞典」、「研究社露和辞典」の内から一冊を購入すること。

●注意事項

露和辞典を必ず持参すること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

 大学生になったことを実感することの一つに新しい外国語を学ぶことがあるのではない
でしょうか。新鮮なこの思いも時が経つにつれて次第に重荷になる人が多いようですが、
そうならないためにも腰を落ち着けてじっくりと語学を学んで行くことが必要です。
 以下ではロシア語を学ぶ際に必要となる辞書について書いてみましょう。
 ロシア語は語形が複雑に変化しますので、語の形を辞書で引いてもそのままの形では辞
書に出ていないことが多いのです。初学者はこれで嫌になるかも知れません。従って、文
法が少し分かりかけた段階で辞書を使えばよいでしょう。この十数年ほどに二冊の大きな
ロシア語辞典が出版され、そのどちらも学問的に立派な辞典です。
(1)「研究社露和辞典」(研究社):この辞典は語彙数26万語と我が国最大の辞書で
す。語彙数だけでなく文法事項や例文・用例、慣用的表現などが豊富に載せられており、
これ一冊あれば他のロシア語の辞典は必要ないほどのものです。また語彙数の多さから、
理工系の専門分野の語彙も豊富に載っています。この辞書は量と質に関して我が国(ある
いは世界でも)最高のもので、我が国のロシア語研究の水準の高さを実感させるものがあ
ります。しかし初級者には高級すぎるかも知れません。
(2)「岩波ロシア語辞典」(岩波書店):この辞典は前記の辞典より語彙数は少なく、
13万語ぐらいのものです。しかし研究社の辞典より後に出版されたこともあり、比較的
新しい語彙が載っています。また研究社の辞書とほぼ同じ大きさにも拘わらず、語数が少
ないだけに辞書が見やすくなっています。勿論、文法的な項目や例文等もしっかりしてい
ますし、何よりも全体的に洗練されています。
 初級者にも引きやすく、しかも学問的にもしっかりした辞書には次のものがあります:
(3)「博友社ロシア語辞典」(博友社):この辞書は改訂版が出て新しくなりました。
辞書の語彙数は6万語ぐらいです。この数は初級・中級者に丁度良い語彙数ですし、例文
も初級の人にはわかりやすいものです。また簡単な和露語彙集が付いていますし、各単語
に発音記号が表記されています。


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