●本授業の目的およびねらい
1.読み手にとってわかりやすく、かつ、アカデミック(学術的)な表現を適切に使ったレポートを執筆できるようになる。 2.文章から読み取った内容を、要約・引用しながら、自分の意見を述べることができるようになる。
|
●履修条件あるいは関連する科目等
日本語(口頭表現)1とともに履修すること。
|
●授業内容
短い文章から初めて徐々に長い文章を書く練習を行い、その後で、いくつかの文章を読んでまとめる最終レポートを執筆する。 最終レポートについては、テーマ設定、材料集めやアウトラインの作成などを授業中の作業や宿題によって少しずつ進めていく。 また、受講者同士でお互いが書いたものについて検討したり、コメントしたりする「協働学習」の方法を取り入れる。 1 他人のレポートを評価してみる 2 失礼でないEメールを書く 3 わかりやすい段落を作る 4 段落と段落をわかりやすくつなげる 5 ミニレポートを書く(主張理由型) 6 ミニレポートを書く(列挙比較型) 7 ミニレポートを書く(データ説明型) 8 情報を探す 9 レポートの内容を豊富にする 10 文章を要約する 11 他人の意見にコメント・反論する 12 レポートのアウトラインを作る 13 アウトラインを検討する 14 レポートの始めと終わりを書く 15 自分の成長を振り返る
|
●成績評価の方法
履修取り下げ制度を採用する。 授業への貢献度と発言の積極性20%、最終レポート30%、毎回の小課題50%
|
●教科書
特になし
|
●参考書
大島弥生・池田玲子・大場理恵子・加納なおみ・高橋淑郎・岩田夏穂『ピアで学ぶ大学生の日本語表現[第2版] ―プロセス重視のレポート作成』(ひつじ書房) 戸田山和久『新版 論文の教室―レポート作成から卒論まで』(NHKブックス)
|
●注意事項
特になし
|
●本授業に関する参照Webページ
|
●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
特になし
|