2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170022403

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーB
●主担当教員名
田邊 宏樹

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
火・4
●対象学部
文学部
教育学部
経済学部
法学部



●本授業の目的およびねらい

本授業では、大学においての学びの基礎となる、ある程度専門的な内容の文献を読み、理解し、自分なりに咀嚼し、それを自らの言葉にして相手に伝える、という力を身につけることを目指します。
具体的には、脳とこころに関するいくつかの入門的な書籍を読み、皆で「脳とこころ」について考えるとともに、脳科学リテラシーを身につけます。

●履修条件あるいは関連する科目等

特にありません。

●授業内容

担当者の田邊が選んだ脳とこころに関する書籍の一部をテキストとして購読します。
はじめに、田邊がこれらの本の読み方と発表の仕方について講義し、各自の担当部分を決めます。
担当者には担当部分を精読し、その他の資料や書籍も参照しながら理解した上でレジュメを作成し、授業において発表してもらい、その内容について全員で議論します。また必要に応じて田邊が講義を行います。

第1回 イントロダクションとこれからの授業の進め方と発表について
第2〜14回 担当者による発表と発表内容を元にした議論 必要に応じて田邊による講義
第15回 まとめ


●成績評価の方法

担当箇所の発表(40%)、授業における議論への貢献度(30%)、レポート(30%)

●教科書

サテル・リリエンフェルド(2015)「その脳科学にご用心 ー脳画像で心はわかるのか」紀伊國屋書店
山鳥重(2011)「こころは何でできているのか —脳科学から心の哲学へ」角川選書

●参考書

山本貴光・吉川浩満(2016)「脳がわかれば心がわかるか」太田出版
宮原勇(2004)「図説・現代哲学で考える<心・コンピュータ・脳>」丸善
ガザニガ(2014)「<わたし>はどこにあるのか —ガザニガ脳科学講義」紀伊國屋書店
その他、授業で適宜紹介します。

●注意事項

用いるテキストは一般向けに書かれたものですが、きちんと内容を理解するためには脳の構造や脳機能計測法などを知る必要があります。また哲学的議論もあります。そのため自分の担当箇所以外の部分もあらかじめ読んでおくだけでなく、自ら進んで調べ、授業内でも発言するなどの積極性が求められます。そのような熱意のある受講者を歓迎します。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

担当者の田邊の専門は心理学で、なかでも特に脳とこころの関係を探る研究分野である認知神経科学の視点に立って研究を進めています。脳とこころの問題へは哲学から物理学や医学まで多岐にわたるアプローチがあり、私も全ての分野に精通している訳ではありません。
 高校までと異なり、大学では未知の事柄に対し自分で問いをたて、解決法を考え、答えを導き出します。脳とこころの問題は、そのよい題材となると思います。一緒に「脳とこころ」について考えていければと思っています。



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