2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170014512

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
田中 京子

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
木・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・物工・マテ・電情・エネ)



●本授業の目的およびねらい

日本文化として紹介されることが多い華道や折り紙、着物、書道等が、世界の国や地域とどのように関わりながら育まれ現在に至っているか、また現在外国とどのように交流しながら国内外で発展しているかを、文献を使って調べ、実習しながら考え、英語で発表する。それによって日本人学生や留学生などの受講生一人ひとりが、日本文化について各自の観点から発信する力をつける。

●履修条件あるいは関連する科目等

文化や文化交流に興味があること。日本語や英語、自分の母語などを使って、自分の考えを積極的に発信する意欲があること。

●授業内容

日本の伝統文化として語られることが多い華道、書道、着物、折り紙などのうちいくつかを取り上げ、その起源や発展、現状について受講生各自が問いをたて、クラスで共有し、文献を通して調査する。

1. 文化について調査、考察
2.問いの立て方学習
3.折り紙調査、実習、考察
4.華道調査、実習、考察
5.書道調査、実習、考察
6.着物調査、実習、考察
7.英語によるレポートの書き方、発表の仕方学習
8.グループ調査、発表
9.レポート作成

 専門の講師の指導を受けながら日本人学生や留学生たちが共に華道や書道、着付け、折り紙等を実習し、問いについて改めて考察する。(この部分は、国際教育交流センターで開催する日本文化講座との合同授業とし、学内の留学生や協定大学からの短期留学生も参加する。)
 その後、「日本文化」についてグループでテーマを決め、文献や聞き取り調査を経て、まとめ、学内の留学生たちを対象に英語を使って発表会を開催する。
 発表したテーマについて、考察を深めて分析し、英語を使ってレポートを作成する。
 授業では日本語と英語を使用し、レポート作成や発表は英語で行うため、英語によるレポートの書き方や発表の仕方も学ぶ。



●成績評価の方法

出席・貢献:40%、宿題:20%、発表:20%、レポート試験:20%
履修取り下げ制度 あり〈届けを提出すること)

●教科書

主に、独自に編集した資料を使用する(授業の中で配布)
『折り紙の歴史と今 The History of Origami and Its Present』名古屋大学国際教育交流センターアドバイジング部門・折り紙国際交流 白ゆり会、2014、など

●参考書

馬渕仁『クリティーク多文化、異文化~文化の捉え方を超克する』、東信堂、2010年
本名信行『世界の英語を歩く』、集英社新書、2003年
中井俊樹編『大学生のための教室英語表現300』、アルク、2009年

●注意事項

授業や発表では英語や日本語、参加者の母語などを使いますが、言語習得のための授業ではありません。様々な言語をよく聴き、積極的に使い、尊重することが重要です。日本で育った学生、海外から留学している学生など、多様な文化背景を持つ人々が一緒に学ぶことに興味を持つ学生たちの参加を歓迎します。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

 「日本文化」とは何でしょうか。時代を経て受け継がれ発展してきた有形無形の文化には、人々の誇りや愛着が込められています。また、権力者の思惑や利益によって形作られてきた部分もあるかもしれません。日本古来の文化だと一般に言われることが、海外と交流しながら伝えられ、発展したものであることもあります。
 日本文化に興味があって海外から名古屋大学へ留学した学生たち、日本で育ちいずれ海外留学をしたいと思う学生たち、いろいろな地域で育った学生たち、小さいころから書道や武道などを通して「道」を自然に身につけている学生たち、または日本文化と言われるものにはほとんど縁がなく育ったという学生たち、どなたも歓迎いたします。日本文化を問い、学び、語りましょう。

What is the Japanese culture? All of those who are interested in the Japanese culture and intercultural communication are very welcome to this seminar. Let's quetion, learn, and discuss about the Japanese culture together.


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