●本授業の目的およびねらい
「社会科学における最適化原理入門」が本セミナーのテーマである。現代の社会科学において中心的な分析手法の一つである「計量分析」及び、より概念的な分析フレームワークである意思決定主体の「制約条件下での最大化・最小化」、そして、そういった複数の意思決定主体による最大化・最小化の絡み合いとしての「均衡」。教養として、これらの背後にある「最適化原理」に慣れ親しむことを目的とし、下記教科書を通読する。
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●履修条件あるいは関連する科目等
経済学部で同時期に開講されている「経済数学A」「経済数学B」及び「統計解析」で扱われる程度の数学と統計学の内容に密接に関連しているため、それら、あるいはそれらと同等の講義を同時に履修していることが望ましい。
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●授業内容
初回は、各回の担当者決めと教員による解説を行い、第2回目以降は、担当者が、ホワイトボードを使って当該回の内容を説明し、その他の参加者が質疑していくという形式になる。
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●成績評価の方法
初回に指示する。
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●教科書
金谷健一『これなら分かる最適化数学 基礎原理から計算手法まで』共立出版、2005年 ISBN 978-4-320-01786-3
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●参考書
特に無し。
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●注意事項
成績評価に関しては、毎回の出席及び参加態度も重視される予定なので、留意すること。
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●本授業に関する参照Webページ
http://www.soec.nagoya-u.ac.jp/~adachi.t/undergrad_1st_year_seminar_2017.html
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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