2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170012516

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
古橋 武

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・5
●対象学部
情(自然・コン)・理・農・工(物工・電情・機航・エネ・土建)



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:ディベート技術について
地球規模から身の回りの様々な問題まで,私たちは常にいろいろな角度から考えようとす
る思考態度を身につける必要がある.
本セミナーでは,論理的思考力,情報収集・分析・評価能力,問題発見能力を磨くための
基本的な技術であるディベートの考え方を理解することを目的とする.実社会における具
体的な問題を取り上げ,文献・資料の収集・検討,立論,そしてゲーム形式のディベート
の実践を通して,この目的の達成を図る.

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし

●授業内容

1.ディベートの概要説明
  「ディベートは詭弁術ではない.」
  「ディベートは口げんかではない.」
  「ディベートは知的な説得プロセスである.」
  「ディベートは現代を生き抜く最強の武器である.」
  ディベートの仕組みとポイントについて

2.議題設定,グループ分け,文献・資料の収集・整理,立論

3.ディベートのリーグ戦

4.グループ再編,議題設定

5.文献・資料の収集・整理,立論

6.ディベートのリーグ戦

7.グループ再編,議題設定

8.文献・資料の収集・整理,立論

9.ディベートトーナメント

●成績評価の方法

ディベート実践に基づく.受講生の自己評価,相互評価も勘案する.

●教科書

作成資料を配付する.

●参考書

北野宏明「ディベート術入門」ごま書房
松本茂「日本語ディベートの技法」七寶出版
松本茂「頭を鍛えるディベート入門」講談社

●注意事項

授業時間外での調査とディベートへの参加は必須である.

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

ディベートの考え方が分かることで,受講して良かったなと思ってもらえるような講義を
目指します.

過去の受講生の感想の中から2人のものを抜粋して載せます.

「人前で発表する技術を身につけるため,この基礎セミナーを受講したが,結果として,
調べる能力,相手の意見を聞き分け,判断する能力,状況に応じて論じる能力など,それ
以上のものを得ることができた.この能力は,これから社会に出てから必要になると思う
し,実際,レポートなどを書くときにも論理的に書くことができた.最初の大学入試セン
ター試験のテーマは,実際に自分が少し前に体験したことであり,ある程度思い切って言
うことができた.しかし,この時点のディベートを,今,自分が見たらたぶん笑っていた
だろう.それだけ自分の能力が高くなっていることを感じることができた.最後のゆとり
教育のテーマでは,一つの目標「優勝」に向かって頑張っていけた.結構時間を使って調
べたり,何度も仲間と議論したりして,完成度の高いものを作ろうとした.結果として目
標は達成されたし,仲間との連帯感も強くなった.非常に有意義な講義でした.」

「この授業を受けて,主に2つの点で良かったと思います.
まず,試合を始めるまでは肯定・否定のどちら側に立つか分からないために,自分の意見
と関係なく,物事を肯定と否定の両方から考慮するという作業を強いられます.そのため
に,それまでに自分がとらわれていた考えを,場合によっては自分から否定的な視線でと
らえることになります.このことによって,僕は物事には二面性と,自分の考えの多くが
いかに短絡的であったかがわかりました.
 また,ディベートを体験して,普段のテレビなどのメディアでの意見がいかに根拠の示
されていないものであるかを学びました.」


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