2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170012404

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
中島 英博

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
火・4
●対象学部
文学部
教育学部
経済学部
法学部



●本授業の目的およびねらい

セミナーのテーマ:大学入試改革を評価する
現在,大学入試のあり方やそれに伴う高校教育や大学教育のあり方についての議論が進んでいることを知っているでしょう。たとえば,受験生の思考力や表現力は,大学入試においてどのように評価すべきでしょうか。この授業では,大学入試改革などの現在進められている教育改革の取り組みをどのように考えたらよいかについて,さまざまな文献や調査から迫ります。中には,必ずしも正しいデータや理解に基づいていない議論に出会うこともあります。この授業では,そうした議論を検討するためのスキルも合わせて学びます。

●履修条件あるいは関連する科目等

特にありません。

●授業内容

授業の前半では大学入試改革を論じたさまざまな文献を読みます。その際に,大学生らしい文献の読み方と,文献を批判的に読む技法を紹介します。授業の後半では,大学入試改革をテーマにしたレポートに取り組みます。レポート作成は,大学での学習に不可欠な技法で,この授業ではすので,また,これらの学習を進めるために,参加者同士での交流やビブリオバトルのようなゲームを取り入れ,チームで学ぶことの重要さに触れられるようにします。また,大学入試改革は日本のみならず,多くの国で取り組まれているので,英語の文献を用いて国際比較の視点を取り入れます。

1.オリエンテーション:授業に関する説明と参加者の紹介
2.文献検索の方法
3.文献を読む1:トゥールミンモデルを知る
4.文献を読む2:クリティカルシンキングを身につける
5.文献を読む3:自分で議論をまとめて紹介する(1)
6.文献を読む4:自分で議論をまとめて紹介する(2)
7.ビブリオバトル入門
8.レポートを書く1:議論の構造をつくる
9.レポートを書く2:論証する
10.レポートを書く3:レポートを評価する
11.中間発表:最終レポートの進捗状況を報告し,フィードバックをもらう
12.ゲストスピーカーによるレクチャー(予定)
13.レポートを発表する
14.レポートを発表する
15.授業を振り返る

●成績評価の方法

終レポート(40%),文献紹介(30%),他の参加者の学習への貢献(30%)によって評価します。詳しい評価基準は,初回の授業で紹介します。4回以上の授業欠席は「欠席」とします。

●教科書

特定の教科書は定めず,必要な文献を授業中に指示します。

●参考書

戸田山和久(2012)『論文の教室:レポートから卒論まで』NHK出版
ブラウン・N,キーリー・S(2004)『質問力を鍛えるクリティカル・シンキング練習帳』PHP研究所
クルーシアス・T,チャンネル・C(2004)『大学で学ぶ議論の技法』慶應義塾大学出版会

●注意事項

特にありません。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

大学での学習は,議論や相互評価など他の学生から学ぶ機会が多くなります。基礎セミナーは大学への導入教育であるため,参加者同士が楽しく協力して学べる雰囲気をつくれるように努力したいと思います。


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