2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170011508

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
田原 譲

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
月・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・マテ・電情・機航・土建)



●本授業の目的およびねらい

「現代の宇宙科学について考える」というテーマを題材として、学問研究の共通の基礎として必要な「読み」、「考え」、「書き」、「話す」の訓練を通じて、学問的知識の探求のプロセスとその面白さを体験する。テーマに対する調査においては情報リテラシーの習得を、また調査報告の場では学術的討論による総合的な判断力や思考力、および自分の意見をわかりやすく伝える伝達力の涵養を目的とする。こうして大学生としての自立的な学習能力を習得し、教員、TA、他の学生との共同作業を通じた人間的な交流を円滑に行なえる力を身につける。 

●履修条件あるいは関連する科目等

文系理系に関係なく、本テーマに興味があること。問題意識を持って主体的に参加できること。他者の意見を聞き、グループ作業が可能なこと。基礎セミナーA、Bは関連するテーマであり、1年を通しての参加が望ましい。 

●授業内容

「現代の宇宙科学について考える」が本授業の基本テーマである。      
 現代物理学の発展や宇宙観測技術の進歩によって、人類の宇宙に関する知識と理解は飛躍的に高まり、宇宙の描像は精緻なものとなった。ビッグバンで始まった宇宙初期、その後の星や銀河の誕生、星の死と中性子星やブラックホールの誕生、重元素の生成やそれを基にした惑星や生命の誕生までが、素粒子論・原子核物理・相対論・化学などの知識によって描き出されている。137億年とされる宇宙の年齢は1パーセントの精度で決められる時代となった。しかし高度に発展した現代科学の複雑さ・難解さのゆえ、宇宙の描像は必ずしも理解しやすいものではない。一方インターネット等で宇宙に関する情報はあふれており、これを読み解く力さえあれば、我々は宇宙に関するゆたかな描像を描くことができる。本授業では宇宙科学に関連する種々のテーマを題材として、学問研究の共通の基礎として必要な「読み」、「考え」、「書き」、「話す」の訓練を行なう。その過程で、学問的知識の探求のプロセスとその面白さを体験する。            
1 基本テーマに関する説明を行ない、サブテーマを学生各自が考えるように指示する。
2 学生が希望するサブテーマについて話し合い、決定する。グループ分けも考える。 
3 情報探索法とプレゼンテーションソフトの使用法の説明と実演を行なう。          
4 サブテーマについて調査し報告書を作成し、中間的な発表と討論を行う。
5 サブテーマについて最終的な発表と討論を行う。               
6 基本テーマについての総括と、セミナー全体の反省を行う。  
7 担当教員の所属する研究室の見学を行い、最先端の観測機器開発や観測データの解析の現場に触れる。

●成績評価の方法

努力・意欲、発表能力・内容、討論への参加、報告書・レポート(各25%)
履修を取り下げる場合は履修取り下げ届けを提出すること。

●教科書

使用しない

●参考書

セミナー中に適宜紹介する

●注意事項

参考にした資料の著作権を侵害しないように注意してください。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

担当教員はX線天文学を専門としており、人工衛星を用いたX線観測により銀河・銀河団などの構造と進化、ブラックホールや中性子星などの高密度天体の高エネルギー天体現象の研究を行ってきました。昨年度の末に退職しましたが、この授業では担当教員の所属した研究室で行っている、最先端の観測機器開発や観測データの解析の現場に触れられるような研究室見学も予定しています。


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