2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170011503

●科目区分
基礎セミナー

●科目名
基礎セミナーA
●主担当教員名
岩田 聡

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
月・5
●対象学部
文系・情(自然・コン)・理・農・工(化生・マテ・電情・機航・土建)



●本授業の目的およびねらい

テーマ「電力システムと自然エネルギーについて考える」
日本は,太陽電池に関して世界でトップクラスの技術を有しているにもかかわらず,この数年,太陽電池産業にはかつての勢いはありません。また,太陽光による電力の買い取り制度についても見直しが進められています。このセミナーでは,太陽電池など自然エネルギーの研究開発やその利用の制度設計について議論するとともに,最近,マスコミでもよく取り上げられる発送電分離や電力自由化についても,考えたいと思います。

●履修条件あるいは関連する科目等

とくになし

●授業内容

各3名ほどのグループに分かれて,太陽電池など自然エネルギーの技術と利用について調べて,PowerPointを用いて報告するとともに,全体で討論を行う。具体的には,
さまざまな自然エネルギーによる発電の仕組み,発電効率はどこまで向上するか,各国の研究開発プロジェクト動向,太陽電池は本当に地球に優しいか,太陽電池や風力の比率が高まると電力の利用はどうなるか,発送電分離の制度設計などについて,グループごとにパワーポイントを使って,プレゼンをします。

・太陽光発電の仕組み:Si(結晶系,アモルファス),化合物(GaAs,CdS),色素増感型
・風力発電,地熱発電の仕組み
・研究開発の動向:発電効率はどこまで行くか?
・各国で進められている開発プロジェクト:目標,規模,予算
・太陽電池を作るのに必要なエネルギーと生み出すエネルギー
・太陽電池と風力発電,どちらに力を注ぐべきか?
・自然エネルギーに関する日本と海外の取り組み
・電力自由化と自然エネルギー
・電力システムにおける自然エネルギー利用
・発送電分離の制度設計,海外での実施例,有効性

●成績評価の方法

発表能力・内容,討論への参加,レポートで評価

●教科書

なし

●参考書

「太陽電池」のキホン (イチバンやさしい理工系シリーズ),佐藤 勝昭 著
出版社: ソフトバンククリエイティブ
なぜドイツではエネルギーシフトが進むのか,田口 理穂著,2160円
出版社: 学芸出版社

●注意事項

調査事項についてネットから手軽に他人のレポートを利用しないこと,参考書,雑誌,webなどの情報をExcelを利用してグラフ化して示すなど,各種のデータを自分で考えて,発表内容を纏めること,積極的に議論に加わること。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

自然エネルギーは,本当はどれくらい利用できるのか,コストは下がるのか,発送電分離は意味があるか,海外の実情はどうかなど,一般的なマスコミ報道のレベルに止まることなく,しっかり自分で調べて議論を進めてもらいたいと思います。


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