●本授業の目的およびねらい
「健康」を獲得するためには、栄養素ならびに非栄養素の摂取や、食生活習慣がとても大きな意味を持っており、これらは生活習慣病の発症にも大きな影響力を持つ。現代の食環境において、自分たちの興味ある栄養学的話題を自発的に学習して教員および受講者に質問する姿勢を養うことと、それらの栄養学的話題に関して自身が調査した結果を説明し発表する力を身につけることを目的とする。
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●履修条件あるいは関連する科目等
履修をする上で受講者に必要な条件として、授業内で積極的に質問する姿勢を身につける努力をすること。発表においてはわかりやすいことに心がけ、自分の発表内容を聴衆に理解してもらえるように工夫をすること。関連する科目は特にない。
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●授業内容
「健康」を獲得するためには、栄養素ならびに非栄養素の摂取や、食生活習慣がとても大きな意味を持っている。メタボリックシンドロームなどの生活習慣病が増加していく現代において、これらの意義はさらに大きくなっている。また、積極的に健康の向上を目指すための栄養素摂取や食生活習慣の改善も存在する。 これらの栄養学的課題や食習慣的課題について各学生自身が積極的に調査・考察し、教員の発表内容について質問をして理解を深めることを前半の授業とする。 各学生自身が興味ある課題について調査し、その結果を資料にして他の受講生に内容を理解してもらう工夫をした発表を行うことを後半の授業とする。同時に、聴衆となった受講生は積極的に質問をする姿勢を養うことを目的とする。 【前半の授業】 注目すべき栄養学的課題について教員が講義し、学生が質問する。
【後半の授業】 各学生が自身の興味ある課題について調査した内容を順番に発表し、他の学生はその内容について積極的に質問する姿勢を身につける。また、教員は発表者の発表内容に対してアドバイスをする。 各人の調査活動においては、インターネットを用いた情報収集は基本的には行わないこととし(あるいは最小限にし)、参考書を用いた調査を行うことを基本とする。
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●成績評価の方法
履修取り下げ制度を採用する。6回以上授業を欠席した場合は「欠席」とする。履修取り下げをせず、授業を6回以上欠席しない場合に、レポートを提出しない者は「F」とする。
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●教科書
無し。
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●参考書
特に指定したものはない。セミナー中に必要に応じて紹介するし、貸し出しもする。
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●注意事項
学生に親近感を持って、お互いの距離のないやり取りをしたい。 また、発表資料の作成において著作権を侵害しないように気をつけてください。
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●本授業に関する参照Webページ
http://www.agr.nagoya-u.ac.jp/~anutr/
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
この授業は、最大12名という少人数で行い、より良い授業を進行させるためには教員の提案や問いかけに対する受講者の積極性が必要です。その点を充分に理解したうえで、この授業の内容に積極的に取り組む学生に受講していただきたく思います。他の受講生や教員およびTA(大学院生)とも積極的に会話をする姿勢をもってください。12名よりも少ない受講者になった場合にも、授業進行には全く問題はありません。
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