●本授業の目的およびねらい
心理統計学・教育測定学の基礎的事項と統計ソフトの基本的な使用法を習得するために,心理・教育の分野で必要とされる統計分析法について学習する
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●履修条件あるいは関連する科目等
特に指定しない.
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●授業内容
主としてテキストの1~7章を扱う. ・なぜ統計分析は必要か ・データの収集 ・データの種類 ・統計図表 ・量的データの分布の記述 ・量的変数間の関連 ・テスト理論 ・Rを用いた統計分析実習
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●成績評価の方法
小レポートと筆記試験による総合評価.小レポートを3つ以上提出した者を出席者とし,成績をSABCFで評価する(出席者で筆記試験を受験しない者の成績はFとする).履修上の注意も必ず読むこと.
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●教科書
石井秀宗 人間科学のための統計分析―こころに関心があるすべての人のために― 医歯薬出版 2014
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●参考書
石井秀宗 統計分析のここが知りたい-保健・看護・心理・教育系研究のまとめ方 文光堂 2005
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●注意事項
前期前半(4,5月)に開講する.筆記試験を5月中に行う. 小レポートの提出が2つ以下の者を欠席者とする.履修取り下げ用紙は用いない. フリーソフトRを用いて統計分析を行うレポートを課すので,個人の,または管理者権限を有しているパソコンを持っていることが望ましい.
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
統計学は,「分からない」ということが分かりやすい学問です.一度度聞いて分かる(分かったつもりになれる)ものではありません.二,三回勉強すると同時に,自分で分析してみて初めて,分かるようになってきます.それゆえ,演習課題(小レポート)を重視します.手続きだけを覚えるのではなく,その背後にある論理を理解して下さい. 私語や遅刻はとても迷惑な行為なのでしないでください.当人はそれほどのこととは思わないのでしょうが,他の人にとっては大変迷惑です.私語や大幅な遅刻など,他の受講者に迷惑となる行為及び不正行為をなす者の成績はF (不可)とします.
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