2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170041211

●科目区分
全学教養科目

●科目名
科学技術社会論
●主担当教員名
横山 輝雄

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅳ期
月・2
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

福島原発事故は社会に大きな衝撃を与えました。環境問題や遺伝子操作などの技術進歩に倫理的な疑問が呈されています。また、そうした直接的な形ではないところでも科学技術は、医療や教育などの人間理解に関わる領域で大きな力をもっています。この講義は、「科学技術社会論」(STS)の観点から、科学技術と社会をめぐる問題を現代の論争に即して検討し、科学技術と社会をめぐる問題にバランスのとれた思考ができるようになることを到達目標とします。授業は「クリティカル・シンキング」(CT)の手法を導入し、対立意見の根拠の検討、議論の特定などの技法をあわせて学びます。

●履修条件あるいは関連する科目等

この科目は、理系の人を主な対象としたものではなく、文系・理系を問わず必要とされる日常生活や社会と科学との関わりを検討するものであり、特定の履修条件はありません。
(もちろん理系の人の履修も歓迎です)。

●授業内容

1.科学技術社会論(STS)とは
2.クリティカル・シンキング(CT)とは
3.遺伝子組み換え作物をめぐる論争
4.心理学と脳神経科学
5.脳神経科学をめぐる論争
6.ガンと喫煙をめぐる論争
7.科学の方法と限界
8.血液型性格判断をめぐる論争
9.科学と疑似科学
10.不確実性と科学
11.ポスト・ノーマル・サイエンス
12.地球温暖化をめぐる論争
13.地震予知はどこまで可能か
14.動物実験の是非
15.トランス・サイエンスと参加型科学

●成績評価の方法

定期試験(90%)と出席・授業への参加状況(10%)によります。
履修取り下げ制度を採用

●教科書

伊勢田哲治他編『科学技術をよく考えるークリティカルシンキング練習帳』名古屋大学出版会

●参考書

小林傳司(編)『公共のための科学技術』玉川大学出版部
藤垣裕子(編)『科学技術社会論の技法』東京大学出版会
ジェローム・ラベッツ『ラベッツ博士の科学論ー科学神話の終焉とポスト・ノーマル・サイエンス』こぶし 書房

●注意事項

この授業は、数式や化学式などは登場せず、科学的知識の細かい内容ではなく、科学技術が現代の社会や文化の中でどのような意義を持っているかを、科学う技術と社会をめぐるさまざまな論争事例にそくして、文系・理系の学生に等しく必要な既存の学問分野を横断した観点から検討します。また、正解のない問題についての議論の仕方も学べます。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

特になし


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