2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170032212

●科目区分
全学教養科目

●科目名
科学技術史
●主担当教員名
亀山 哲也

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
火・2
●対象学部
全学部



●本授業の目的およびねらい

科学技術は経済、社会、文化、自然環境、国際紛争、個人の生活様式、宗教等と相互作用を及ぼしながら発展・変遷してきた。20世紀のみならず21世紀には科学技術の影響力は増々大きくなるものと思われる。20世紀の科学技術の果した役割を総合的に分析・評価することは21世紀における人間・社会・国家の有り様と科学技術の関係を考えるうえで不可欠な作業である。本授業では、20世紀の科学技術の中でも特に日本の近代化に大きな役割を果たした化学技術の特徴を、技術革新と社会との関係で明らかにし、21世紀における化学技術を展望する。

●履修条件あるいは関連する科目等

関連科目:「科学・技術の哲学」「人間と環境」「社会と環境」「産業社会と企業」「自然環境と人間」「環境問題と人間」

●授業内容

20世紀の初頭より日本は西欧の近代化学技術を導入し、工業として成長させ、西欧からの自立を図り、国際競争力を獲得した。20世紀の日本の化学技術の特徴を社会、国家、自然等との関係で理解させ、21世紀の科学技術とりわけ、化学技術の有り様を展望するうえで重要な知見を与える。毎回、資料を配布し、教科書も活用しながら以下の授業を行う。
 01. 科学技術史概論
  1)20世紀の日本の化学技術
02.高圧合成技術の歴史
  2) アンモニア合成技術の歴史(ハーバー法)
  3) アンモニア合成技術の歴史(東工試法)
  4) メタノール合成技術の歴史
  5) 尿素合成技術の歴史
 03. ポリマー合成技術の歴史
  6) 高圧法ポリエチレン合成技術の歴史
  7) 低圧法ポリエチレン合成技術の歴史
  8) 合成ゴム開発の歴史
  9) 塩化ビニールの製造技術の歴史
 04. 公害と化学技術の歴史
  10)水俣病と社会
  11)苛性ソーダの製造技術の歴史
  12)合成洗剤の開発の歴史
 05. 伝統・文化と技術革新
  13)陶磁器技術の歴史
 06. 21世紀の化学技術の展望  
  14)20世紀の化学技術と社会に関する意見交換
  15)21世紀の化学技術と社会に関する意見交換

●成績評価の方法

 ・レポート試験(3回)の平均点により評価する
 ・6回以上授業を欠席した場合は「欠席」とする。  

●教科書

化学史学会編(代表者:亀山哲也)『20世紀の日本の化学技術-21世紀が見えてくる-』(TIC,2004年)

●参考書

亀山哲也他『科学と国家と宗教』(平凡社、1995年)
亀山哲也他「日本の伝統・文化と技術革新」『日本の技術革新』(放送大学教育振興会,2008年)      

●注意事項

特になし

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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