●本授業の目的およびねらい
『エネルギー問題』と『環境問題』は、我々の社会を将来にわたって持続発展させるために今世紀に解決しなければならない最優先課題とされています。現代社会はエネルギー・環境問題に対してどのように挑んでいるのか? そして、今何が必要とされていて、“工学”はどのような貢献ができるのか? 本講義では、エネルギー・環境問題の本質を理解し、その合理的な解決策を議論するために必要な多角的かつ歴史的な視点、最先端科学技術に関する基礎知識および考察力を養うことを目的とします。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特に前提となる知識はありません。教員から受講生への一方通行の講義ではなく、エネルギー・環境問題の解決へ向けた糸口を共に探索・考察するという姿勢で講義に臨んで頂ければと考えています。
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●授業内容
以下のテーマについて身近な例を挙げながら講義します。
1. 人類の歴史におけるエネルギー・環境問題 2. エネルギー・環境問題の基礎 3. エネルギーの発生・変換・貯蔵・利用における最先端科学技術 4. 環境問題への挑戦 5. 資源・エネルギーのリサイクル-循環・持続型社会への挑戦- 6. エネルギー・環境問題の解決へ向けて物質科学技術の果たす役割 7. 時間があれば研究施設見学
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●成績評価の方法
講義への出席(20%)および4回程度の小論文形式のレポート(80%)で評価します。
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●教科書
特になし。必要に応じて資料を配布します。
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●参考書
特になし。必要に応じて紹介します。
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●注意事項
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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