2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170014352

●科目区分
理系教養科目

●科目名
物質世界の認識
●主担当教員名
関 隆広

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
木・3
●対象学部
工学部



●本授業の目的およびねらい

私たちの身の周りを取りまくもの、生命組織も含めて、物質の観点からとらえれば、原子や分子の結合体や集合体に他ならない。しかし、化学・材料研究の視点からは、無限ともいえる物質要素の組み合わせと手段あり、その知見と魅力は広がる一方である。そこには自然に学ぶことで得られるヒントも沢山ある。本授業では、有機材料系、薬理と関る分子系、無機材料系の3つの観点から物質を眺め、物質・材料のもつ構造、特性、機能発現に関する理解を深めることにより、物質科学全般に対する興味を深めることを目的とする。

●履修条件あるいは関連する科目等

履修条件:特になし
関連する科目:化学基礎I、化学基礎II

●授業内容

1. 材料ナノテクノロジー
2. 高分子の世界---柔らかい材料の無限の魅力
3. 分子間力と分子認識---分子は自発的に集まる?
4. 液晶の世界---ディスプレイだけではない、生命組織も液晶?
5. 分子レベルで見るにおい,味,色
6. 分子の左右―薬の作用・副作用―
7. 身近にある毒物
8. なぜ薬で病気は治るのか
9. 様々な原子が規則正しく集合!---無機結晶のもつ不思議と魅力
10.硬いだけではない?---とても多才な無機結晶
11.天然にない結晶を人工的につくる
12.身の回りで活躍する先端人工無機結晶


●成績評価の方法

毎回のクイズ(40%)と3回のレポート提出(60%、締切と提出場所は授業中に指示)により評価する。100点満点で60点以上を合格とする。

●教科書

特に無し。 随時プリントを毎週用意する。

●参考書

特に無し。

●注意事項

5回以上休むと欠席扱いとする。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

質問への対応:講義終了時に対応する。
担当教員連絡先: いずれも化学・生物工学科応用化学コース教員
関 隆広  内線 4668 tseki@apchem.nagoya-u.ac.jp
澁谷 正俊 内線 4495 m-shibu@ps.nagoya-u.ac.jp
坂本 渉  内線 2751 sakamoto@esi.nagoya-u.ac.jp
欠席の際は予め担当教員へメールで連絡してください。


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