2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170014350

●科目区分
理系教養科目

●科目名
システム工学入門
●主担当教員名
橋爪 進

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
木・3
●対象学部
工学部



●本授業の目的およびねらい

従来の工学は、機械工学、電気工学、材料工学など取り扱う対象別に探求し体系化した縦割り型、分析型の学問である。しかし、今日の複雑・大規模なシステムを迅速かつ合理的に構築するためには、各専門分野の知識だけでなく、横の繋がりや人間・経済・社会の関係をも考慮しなければならない。システム工学はシステムの創造を目的にしており、横断的、学際的な学問である。本講義では、システムのモデル化の手法や解析・設計法の手法を解説し、それを通じてシステム工学の概略を理解するとともに、システム的思考を養うことを目的とする。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし

●授業内容

 1.システム工学とは
 2.創造手法
 3.モデリング手法
 4.最適化
 5.管理・計画手法
 6.シミュレーション技法
 7.システム制御
 8.データマイニング
 9.信頼性工学
10.システム評価
11.まとめ

参考文献は授業で随時紹介するが、全体として
 中森義輝:システム工学,コロナ社(2002)
 寺野寿郎:システム工学入門,共立出版(1985)
 奈良宏一 他:システム工学の数理手法,コロナ社(1996)
 浅居喜代治:基礎システム工学,オーム社(2001)
を紹介する。

●成績評価の方法

毎回のレポート(50%)と定期試験(50%)で評価する。
履修取り下げ制度を採用する。

●教科書

毎回、講義資料を配布する。

●参考書

授業で随時紹介する。

●注意事項

特になし

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

理解を促進するために毎回課題(授業時間内にできる程度の量ですが)を出すので、授業を聞くだけの人、欠席の多い人、居眠りをする人は厳禁。


時間割一覧へ戻る