2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170023302

●科目区分
文系教養科目

●科目名
表象と文化
●主担当教員名
阿部 泰郎

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅱ期
水・3
●対象学部
文系学部



●本授業の目的およびねらい

 日本文化の最も豊かなあらわれである芸能は、歌舞伎や能など伝統古典芸能としてユネスコの世界無形文化遺産として登録されるものから民間の祭礼に伝承されるものまで、歴史上でも多彩な変遷を示す。それは同時に芸能を創りだし、熱狂した人々の精神の歴史でもある。その世界を文学作品や美術に則して探っていく。

●履修条件あるいは関連する科目等

 芸能に関連する科目として、文学部の授業「儀礼とテクスト・フィールドワーク演習」(月曜日5限目)、「日本思想史演習」(火曜日2限目)を開講している。

●授業内容

芸能の精神史
(第一講)日本芸能の始原―仮面は語る
(第二講)古代王権の成立と芸能―神話のなかの芸能
(第三講)仏教伝来と芸能の渡来―聖徳太子と伎楽
(第四講)古代仏教王国誕生と芸能―大仏開眼法会
(第五講)王朝国家の宮廷と芸能(一)―大嘗会と御神楽
(第六講)王朝国家の宮廷と芸能(二)―雅楽と猿楽と近衛官人
(第七講)王朝国家の宮廷と芸能(三)―五節の淵酔と推参
(第八講)王朝国家の宮廷と芸能(四)―御遊と音楽体系の形成
(第九講)寺院儀礼と芸能―迎講と呪師
(第十講)院政期における芸能と音楽の類聚

●成績評価の方法

 出席(コメント・ペーパー提出による)等の平常点三割、中間報告レポート二割、期末レポート五割を総合する。

●教科書

講義に際して資料をプリントして提供する。

●参考書

『聖者の推参―中世の声とヲコなるもの』名古屋大学出版会、2001年

●注意事項

毎回、質問・コメントペーパーを求めることによって、出席をチェックする。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)

能や歌舞伎など古典芸能や現代に生きるさまざまな芸能のありかたが示すように、芸能の面白さはいくら文献を読んでも、教室では到底感じとれない。実際に祭りや舞台に足を運び、生きた芸能に接する体験にも挑戦しながら講義を受けてほしい。


時間割一覧へ戻る