●本授業の目的およびねらい
中国は、1978年に経済改革を開始して以来、市場メカニズムの活用と外資の導入に よって急速な発展を遂げ、その経済規模は現在では日本を超える大きさにまで拡大しま した。しかし、中国の発展は、ともすれば自前の技術が脆弱ななかで実現された即席性の 強いものであり、また、党=軍にコントロールされた政府が基幹産業を支配することを国 是とする等、通常の資本主義とはかけ離れた異質な側面を有しています。本講義では21 世紀の新興大国として無視できない存在になりながら、通常の資本主義的常識では理解し 難い中国の現状について、政治、経済体制、企業経営、技術等の側面から解説します。
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●履修条件あるいは関連する科目等
特にありません
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●授業内容
1.ガイダンス 2.「大国経済」の虚像と実像 3.政治経済体制 4.経済発展モデル 5.対外開放政策と外資 6.生産方式と技術戦略 7.党国家による産業と企業の支配 8.異形の大国 9.期末試験
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●成績評価の方法
出席(30%)、期末試験(70%) 履修取り下げ届を提出する必要はない。 期末試験の欠席者は「欠席」とする。
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●教科書
使用しません
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●参考書
必要に応じて授業で紹介します
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●注意事項
特にありません
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●本授業に関する参照Webページ
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●担当者からの言葉(Webページのみ表示)
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