2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170013122

●科目区分
文系教養科目

●科目名
教育と発達の心理
●主担当教員名
五十嵐 祐

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅰ期
水・1
●対象学部
工学部



●本授業の目的およびねらい

私たちは、社会集団におけるルールや人と人とのつながりをもとに、さまざまな社会的判断を下しています。私たちが行う社会的判断は、いったい「どのような」メカニズムにもとづいているのでしょうか。また、私たちは「なぜ」社会的判断を行ってしまうのでしょうか。この授業では、実証的な研究知見にもとづいて、社会心理学的なものの見方・考え方を学び、これらの疑問に答えるための「土台」を作り上げ、社会的動物としての人間の行動について理解を深めることを目標とします。

●履修条件あるいは関連する科目等

なし


●授業内容

前半は、「個人は集団の中でどのようにふるまうのか」について考えていきます。特に、個人の行動が集団場面と個人場面でどのように異なるのかに焦点を当て、解説していきます。後半は、「個人はどのように自己や他者を認知しているのか」について考えていきます。特に、ものごとに対する思いこみが生起するメカニズムや、ものごとの原因を推測するメカニズムに焦点を当て、解説していきます。授業では、私たちの身の回りで起こる日常的な出来事を例に取り上げ、解説していきます。具体的には、以下の内容を扱う予定です。
1 イントロダクション 社会心理学の学問的位置づけ
2 社会的影響(1) 同調行動
3 社会的影響(2) 権威への服従
4 社会的影響(3) 没個性化
5 集団間関係(1) 葛藤解決
6 集団間関係(2) 社会的ジレンマ
7 他者とのかかわり 援助行動
8 集団内関係 集団意思決定
9 文化(1) 信頼と安心
10 文化(2) 社会的知覚
11 公正感 社会的公正
12 認知的集団 社会的アイデンティティ
13 集団パフォーマンス 社会的促進・手抜き
14 社会的ネットワーク 小さな世界
15 まとめ

●成績評価の方法

小レポート(50%)、期末のレポート試験(50%)。授業時間外の学習活動(研究参加、研究会出席、レポート提出など)も成績に加点する。また、履修取り下げ制度を採用する。


●教科書

使用しない。

●参考書

授業中に指示する。

●注意事項

この授業では、授業時間外の実験や調査への積極的な参加を期待します(いずれも成績評価において加点対象となります)。心理学の研究手法について理解を深めるには、先行研究で得られた知見に触れるだけでなく、実際の実験や調査に参加することが大きな意味を持つためです。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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