2017年度 シラバス情報詳細

●時間割コード
20170035224

●科目区分
文系基礎科目

●科目名
政治学
●主担当教員名
田村 哲樹

●単位数
2単位

●開講時期
Ⅲ期
金・2
●対象学部
医学部(医)
農学部
情報文化学部(自然)
理学部



●本授業の目的およびねらい

 「政治」と聞くと、選挙と投票のことを思い浮かべるかもしれない。そして、「あまり
関係ないものだ」と思うかもしれない。しかし、選挙で投票することは、「政治」の一部
あるいは一つの形態に過ぎない。政治には、それ以外の様々なやり方があるし、私たちは
、選挙に行かなくても日常生活の中で、政治に関わっている。この授業では、政治学の基
礎的学力を身につけた上で、政治についての探求心を養い、「政治=選挙と政治」という
私たちの標準的なイメージを修正することを目指す。その時、政治が、確かに面倒ではあ
るけれども、意外に身近なものでもあることに気づくはずである。

●履修条件あるいは関連する科目等

特になし。

●授業内容

 以下の項目について講義する。履修者の理解状況を見ながら、適宜進捗を調整する。
毎回の講義では、比較的詳細なレジュメを配布する。次回の授業までに、そのレジュメ
および必要に応じて参考文献に基づいて、予習・復習を行ってくることが期待される。

1  イントロダクション
2  政治とは何か?
3  どうして政治でなければならないのか?
4  政治はどこにあるのか?
5  政治に理想論は必要か?
6  どうやって決めたら納得できるのか?:①リーダーが決める
7  どうやって決めたら納得できるのか?:②自由に意見を伝える
8  どうやって決めたら納得できるのか?:③「関係者」を集める
9  どうやって決めたら納得できるのか?:④代表を選ぶ/代表が決める
10 どうやって決めたら納得できるのか?:⑤みんなが参加して決める
11 どうやって決めたら納得できるのか?:⑥話し合って決める
12 どうやったら政治に関わることができるのか?
13 まとめ 

 前半では、全体として「政治とは何か?」について理解を深める。そこでは、政治
を「集合的な意思決定」として定義したうえで、そのような定義が持つ意味について
説明していく。
 後半では、上記の「政治」概念に基づき、その複数の方法について説明してゆく。
そこでは、政治には複数のやり方があり、選挙する=代表を選ぶことは、あくまで政
治の一つの方法ないし場面に過ぎない(だからといって、重要ではないということで
はない)ということが明らかになる。

●成績評価の方法

基本的に、学期末試験で評価する。補助的に、講義中に何度か配布するレスポンス・ペー
パーの提出状況を考慮する。
履修取り下げ届を提出する必要はない。定期試験の欠席者は、「欠席」とする。

●教科書

使用しない。代わりに、比較的詳細な講義レジュメ(ハンドアウト)を配布する。

●参考書

全体に関わるものとして、杉田敦『政治的思考』岩波書店(岩波新書)、2013年、ジェリー・ストーカー(山口二郎訳)『政治をあきらめない理由』岩波書店、2013年、を挙げて
おく。それ以外は、講義中に適宜紹介する。

●注意事項

 文系の授業で扱うのは、人々が作り出す社会のありかた(または、社会が作り出す人々
のありかた)です。その意味で、本講義も、「社会」に関心をもって履修することを期待
します。

●本授業に関する参照Webページ



●担当者からの言葉(Webページのみ表示)




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